愛犬飼育スペシャリスト|愛犬飼育管理士との違いは?

2022年8月30日

愛犬飼育スペシャリストってどんな資格?

愛犬飼育スペシャリストは、「公益社団法人日本愛玩動物協会」が認定する民間資格で、通信講座「ユーキャン」の「愛犬飼育スペシャリスト講座」を受講するして、試験に合格すれば資格を取得できます。

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少子高齢化が社会問題となる中で、特に高齢者を中心にペットのニーズが高まってきています。またどうぶつ番組の人気や、動画投稿サイトなどにアップされるペットの映像を気軽にみられるようになったことで、ペットに惹かれて飼いたくなるという人が増えてきています。

日本国内の犬の飼育件数は約1,000万頭といわれ、その中身も単なるペットや番犬という枠を超えて、コンパニオンアニマルという大切な家族の一員へと変わってきています。

ペットと暮らすことで、子どもの情緒が豊かになったり、夫婦の会話が増えて関係が良くなったり、散歩をすることで健康的な生活ができるということが期待されています。

一方で、興味本位や一時の衝動で飼育を始めたものの、面倒を見れないという無責任な飼い主の行動も問題視されています。飼い主としての責任を持ち、適切なケアとトレーニングを施してこそ、家族の一員と言えるはずです。

愛犬飼育スペシャリストはこんな人にオススメ

  • 愛犬との関係をさらに深めたい方
  • 犬に関する知識を習得したい方
  • 犬に関わるお仕事に就かれている方
  • はじめて愛犬を飼う方
  • 愛犬のケアを知りたい方
  • 愛犬のしつけがうまくいかない方
  • 愛犬と一緒に出かけたい方

犬を飼育するうえで、犬とはどのような動物なのかを知ることが大切です。

講座を受講すると、犬のルーツや歴史、犬種ごとの特徴や性格の違い、日常のしぐさに隠された意味など、犬の入門知識をやさしく理解することができます。愛犬を飼い始める際の心構えができるでしょう。

また、愛犬を飼い始めて気になるのが日常的なケアですよね。

お手入れの基本や、上手なシャンプーや爪切りの仕方、デンタルケア、丈夫な体作りのために欠かせない食事の管理などを学び、愛犬が気持ちよく日々を送れることを考えます。

愛犬と気持ち良く暮らしていくためには、人間の子供と同じように、しっかりとルールを理解させることが重要です。
トイレのしつけ方や、必ず押さえておきたい「オテ」「マテ」「オスワリ」のトレーニング方法のコツをつかみ、きちんとしつけのできる飼い主を目指します。

散歩をはじめとした「愛犬とのお出かけ」に憧れを持って飼い始める方もいることでしょう。散歩や公共交通機関を使ったお出かけ、愛犬と一緒のドライブ、旅行などをスムーズにこなす方法を学び、愛犬とともに楽しいドッグライフを送りましょう。

愛犬がいつも健康とは限らない

愛犬との生活は楽しいことばかりではありません。突然、体調を崩すことがあります。また、災害時に愛犬が被害に遭うことも…。
そうした非常時に備え、愛犬の健康管理方法や動物病院の探し方、災害時に愛犬とともに避難する方法なども学びます。愛犬が一生涯、安全で健やかに過ごせるようにするのは飼い主の務めといえるでしょう。

最後に人間と犬では生涯寿命が全然違います。

犬は10歳を過ぎる頃から老化のサインが表れはじめます。高齢期に入ると、日常のケアの方法も変わってきますし、介護が必要になることもあります。

愛犬に最期まで幸せな生活を送ってもらうための方法を学び、愛犬との別れのとき、どうやって悲しみと向き合い、乗り越えていくかということを知ることもできます。

ユーキャンの愛犬飼育スペシャリスト講座

ユーキャンの「愛犬飼育スペシャリスト講座」は、犬に関する知識と実践的な技術を体系的に身につけられる公益社団法人日本愛玩動物協会の認定講座です。

「愛犬飼育スペシャリスト」の資格認定を受けるには、この講座を受講しなければなりません。

愛犬飼育スペシャリストの資格試験ガイド

大切な愛犬との暮らしをより快適で楽しいものにするため、愛犬飼育で欠かせない食事や日常のケアはもちろん、実践的なしつけの方法や問題行動の解決法など、適切な飼い方について学び、飼い主も愛犬も一緒に幸せな生活を送ることを支援します。
日々のケア方法やトレーニング方法だけでなく、犬のルーツや歴史、犬種の特徴や性格など、犬に関する知識を体系立てて学ぶことができます。

そのため、犬についてもっと学びたいという方や、将来、動物愛護の活動などをしたいと考えている方にもおすすめです。

愛犬飼育スペシャリストの試験

ユーキャンの「愛犬飼育スペシャリスト講座」にある3回の添削課題をすべて提出し、最終課題(検定試験)に合格すれば資格が取得できます。
添削課題の最終回が検定試験となっています。
試験はすべてマークシート方式で、合格基準は、100点満点中、60点以上の得点です。

受験資格はなく、受講期間内なら在宅受検が可能です。しかも、受講期間であれば、再々試験まで受検可能なのでマイペースで学びを進めることができます。

愛犬飼育スペシャリストを仕事として活かせる?

正直な話、「愛犬飼育スペシャリスト」の資格を取得すると、ペット業界への就職が有利になるか?というと懐疑的です。

というのは、この資格そのものが愛犬を対象とした趣味的要素が強いものなので、本格的なドッグトレーナーのような資格とはまったく違うものと考えておいた方が良さそうです。

とはいえ、何も学んでいない人とは知識の差があることは事実なので、自分の周囲や、コミュニティなどの場で活かすことはできますし、自身が工夫すれば、セミナーを主催したり、勉強会を開催したりといった形での事業化も無理な話ではないでしょう。

どこにニーズがあって、学んだ知識をどのように活かせるか?ということを考えれば、仕事として活かすこともできます。ここはあなたのビジネスセンスが問われる部分となるでしょう。

愛犬飼育管理士との違いは?

「愛犬飼育管理士」とは、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)という団体が認定している民間資格です。

こちらの資格を取得するためには、1日の講習を受講し、その内容に沿って出題される試験を合格することで愛犬飼育管理士となれます。この資格を得るメリットと言えば「動物取扱責任者」になる事ができるという点でしょう。動物取扱責任者になれば、動物取扱業の登録が行えるので、ペットシッター、トリマー、ドッグトレーナー、ペットホテル等様々な業種での開業や新店舗を増やす際に活用できる資格となります。

愛犬飼育スペシャリストの資格は履歴書に書ける?

ペット業界で働いている方が取得して、現在の職務に追加の知識として活かすことは十分に考えられます。

しかし、就・転職を考える方が、履歴書にこの資格を書いたところで、あまり意味はないでしょう。面接担当者との話のネタになったりすることはあるかもしれませんが、この資格を持っていることが内定を強力に後押しするという期待は捨てた方が良いです。

意外に感じるかもしれませんが、ペット業界は資格を持たなくてもできる仕事がけっこうあります。完全未経験からでも採用される職種もあるので、愛犬飼育スペシャリストの資格も、持っていれば知識を持ち得ているという証にはなりますが、だからこの仕事ができるというのには弱いでしょう。民間資格ですので。

資格がなくてもできるペット業界の仕事の一例

  • ペットショップ・ペットサロン・ペットホテルスタッフ
  • トリマー
  • 動物飼育員
  • 動物看護師
  • ドッグトレーナー
  • ペットシッター