賞状書法講座で資格ゲット!賞状書士とか賞状書法士とも言いますけどね

「表彰状」

人生の中で、誰しも一度は手にしたことがあるのではないでしょうか?

競技会で好成績を収めたり、人の役に立つことをしたり、何か「良いこと」をしたときに手にすることのできるものが「表彰状」ですよね。そんな喜ばしいシーンで、誇らしいものとして贈られる賞状に文字を書き入れるのが「賞状書士(しょうじょうしょし)」です。

大会運営委員や教職員、講師など賞状や式次第などの文字を書く機会がある方は必見のスキルです。

賞状書法の資格とは

賞状書士、賞状技法士、ビジネス書法士など賞状に文字を書く人を指す呼び方はいろいろあるのです。これは、資格を認定する団体が分かれていることと、民間資格であるからです。

賞状書法のスキルが身に付く講座として有名なものを3つ挙げます。

ユーキャンの賞状書法講座

ユーキャンの賞状書法講座を受けると、賞状書法のスキルが身に着きますが、特に資格としての認定などはないようです。講座を修了すれば、必要なスキルが身についているということになります。
認定してもらうなどのこだわりや見栄がなく、純粋に技術を身につけたい!と思っている方にはオススメです。

日本賞状技法士協会の講座

日本賞状技法士協会の講座を受けると、「賞状技法士」という資格認定を受けることができます。
技術の程度に応じて準3級~1級まで5階級に分かれています(準2級はない)

NHK学園の生涯学習通信講座

NHK学園の生涯学習通信講座では「ビジネス書法士」講座があり、この講座を修了すると「ビジネス書法士検定」を受検することができます。

NHK学園認定の資格として名乗ることができるようになります。

賞状書士(賞状書法)の仕事

学校、職場、地域社会の自治会や趣味のサークルの集まりなど、賞状の出番はたくさんあります。

最近では、パソコンで賞状っぽいものを作ってプリントアウトすることもできますが、価値ある賞状こそいまだに手書きであるのにはそれなり理由があると思います。

筆で文字を書くことに変わりありませんが、賞状には賞状独自のレイアウト技法や字体など、素人にはわからないポイントが細かく詰まっています。

身近なところの依頼をボランティアとして引き受けることもありますが、官公庁や教育機関、企業などから報酬を得る仕事としてのニーズももちろんあります。

また、生涯書き続ける「文字」のスキルですので、仕事として大成しなくても、一生涯役に立つ特技を身につけられたと考えれば、いつどこでニーズが発生して仕事として活かすことができるのかは、誰にもわかりませんよね。

賞状の文字入れ、宛名、式辞、式次第、熨斗(のし)、祝儀袋の表書き、目録書など筆により文字を書き入れるシーンはいろいろとあるのです。

>>> 賞状書法講座の資料請求

賞状書法の求人事情

筆耕(ひっこう)」という仕事はありますが、いわゆる筆耕会社のような企業としての求人は非常に稀で、多くがフリーランスや副業として個人で行なっていることが多いというのが現状です。

報酬額については、基本料金(依頼料)を設定しておき、文字数に応じて金額が加算されるというパターンが多いように感じます。

賞状書法の技術を生かして、賞状の筆耕だけではなく、宛名、式辞、式次第、熨斗(のし)、祝儀袋の表書き、目録書などの代筆(作成代行)業を行なうこともできますが、高単価な仕事にはなりづらいということは理解しておいた方が良いでしょう。

賞状書士(賞状書法)になるには

賞状筆耕の仕事をしたい!と考えたときに、自分の腕に自信があるのであれば、特に資格を取得しなくても仕事を受けることはまったく問題ありません

あとは、あなたの成果物に対して“お客様(依頼主)”が満足するかどうかだけの問題です。

また、賞状筆耕に関わる資格としては、「賞状書士」とか「賞状技法士」とか「書法士」などと、その呼称もさまざまで決まりがありません。
これは賞状筆耕に関わる資格が、すべて民間資格であるからであり、それぞれの資格認定団体によって内容も異なるためです。

そもそも「賞状書法士」という資格はありませんし、「なになに士」のような資格認定を受けていなくても、筆耕の仕事ができてしまうというのがこの世界の実情です。
資格認定を受けていなくても、誰もが美しい字と賞賛する文字を書く人もいるわけなので、資格取得(認定)は、社会的信用を受けるためのものといっても過言ではないと思います。

賞状書士を独学で学ぶには

資格の勉強となると、誰にも何にも頼らず「独学」で取り組みたがる人って、どういうわけか一定数存在します。決して否定はしませんし、自分の時間を活用して自由にできるというメリットもありますので、資格取得の手段として一つの選択肢となると思います。しかし、賞状書士に関しては、お手本に習って体得していくことが一番の近道でスキルアップの最短ルートでもあると思います。

週末講座などのスクール(教室)に通うのもいいですが、時間的融通も利いて、自宅で学ぶことのできる通信講座がオススメです。

ユーキャンの賞状書法講座

通信講座で有名な「ユーキャン」には「賞状書法」という講座があり、この講座を受講することで賞状書法が身につきます。

書道の心得がなくても、無理なく「美しい賞状文字」の書き方がわかるようになります。
読みやすく風格ある賞状の文体を習得でき、手書きの招待状から表書きなどにも役立てられるので、職場や地域社会、学校行事でのボランティア活動などで、活躍の場が広がることが期待できます。

賞状の書き方のみならず、宛名書きや祝儀袋などの書き方もテキストに収録されているので、特技としての幅を広げることにもつながります。

受講期間は8ヶ月ですが、自分の都合にあわせて学習が進められるように、受講開始から最長2年まで受講期間が無料で延長可能です。仕事などで忙しい方でも安心して最後まで取り組めますね。

費用

  • ライトテーブル付き 47,000円(税込)
  • ライトテーブルなし 38,000円(税込)

>>> ユーキャンの賞状書法講座