和食にすと養成講座で和食の講師資格や開業も!
近年、和食は外国人の間でもヘルシーで美味しいと人気です。
和食はユネスコ無形文化遺産にも登録されているほどなんですよね。
和食にすと養成講座という変わった講座を見つけたので調べてみました。
和食の仕事をしたい人や和食の腕を上げたい人にぜひおすすめしたいです。
和食の特徴とは
和食には他の料理とは異なる特徴があります。
他の料理よりも秀でた特徴が認められて無形文化遺産になったんですよね。
では和食の特徴とは何でしょう?
和食の特徴としては次の4点が挙げられます。
- 食材が多様
- 栄養バランスに優れている
- 季節感に溢れている
- 年中行事との密接な関係
味はもちろん、次の点で高い評価を得ているようです。
- 調理される前の食材の状態や調理後の栄養面
- 見た目や料理に込められた情感
- 人と人を結びつける絆としての役割を果たす料理
和食のマナー
和食のマナーは細部にわたって細かな決まり事があります。
- 部屋の襖の開け方
- 座布団の座り方
- 箸の取り方
等、食事をする前の段階からマナーがいろいろ決められています。
全てを挙げるとキリがないのですが、一つだけ紹介しますね。
蓋つきのお椀の蓋の取り方についてです。
お吸い物のお椀の蓋の取り方までマナーがあるなんで驚きますよね。
- まず、左手でお椀のふちを支え、右手て蓋のつまみを持つ
- 次に蓋をお椀の上で斜めに傾けて水滴を椀の中に落とす
- 最後に左手を椀から離して蓋に添え、両手で蓋を裏返してお椀の横に置く
文章にすると大変なようですが、実際には数秒の動作です。
身についてしまえば特に考えなくても自然に所作ができるようになるはずです。
和食のマナーは日本人ならば、一通りは覚えておきたいものですね。
和食の郷土料理
和食の郷土料理は、全ての都道府県であるのではないかなと思います。全部を調べてみるのも興味深いのですが、今回は日本のエリア別に一部を紹介しますね。
- 北海道の石狩鍋
- 千葉県のなめろう
- 富山県のかぶらずし
- 愛知県のきしめん
- 大阪府の船場汁
- 広島県の牡蠣飯
- 福岡県のがめ煮
どれも美味しそうで、全国の郷土料理を食べ比べしてみたい!と思いました。
和食の行事食
日本では暦の上でさまざまな国民的行事が伝統的に続けられてきていて、そのほとんどで行事にちなんだ和食の行事食を伴ってお祝いされています。
私たちに馴染みのある行事食の代表的なものをまとめてみました。
- 1月 正月…おせち料理、雑煮、お屠蘇
- 2月 節分…恵方巻き、福豆
- 3月 桃の節句…ちらし寿司、蛤のお吸い物、白酒、菱餅
- 4月 花見…花見団子
- 5月 端午の節句…ちまき、柏餅
- 7月 土用の丑…うなぎ
- 8月 お盆…精進料理
- 9月 彼岸…おはぎ
- 11月 七五三…千歳飴
- 12月 大晦日…年越しそば
和食が行事食として深く浸透しているところが日本ならではと感じました。和食と日本の歴史や文化がこれほどまでに深くつながっているのだなぁとあらためて思いましたね。
和食にすと養成講座
和食にすと養成講座というのがあるのを初めて知りました。
「和食にすと」という造語ですが、もしかしたらこれから流行るかもしれません。つまり和食のプロを養成する講座ですね。
和食の歴史やマナー、郷土料理や和食の伝統食材について基礎から学びたいという人におすすめの講座です。
専門知識の養成講座はいろいろありますが、和食に関するものは他にあまり見たことがないので、和食に関心がある人は心に留めておいてソンはないと思います。
がくぶんという会社が提供しているんですが、なんと2ヶ月で和食にすとの資格がとれます。ただ色々な事情で期間が延びてしまうこともありますので、2ヶ月というのは最短の取得可能期間ということみたいです。
和食について勉強したい人で、ポイントを絞って効率的に短期間で和食のプロ資格を取りたいと思っている人にはおすすめですよ!
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