二胡の通信講座でやさしく弾ける|二胡もセットのがくぶん通信教育

二胡(胡弓)ってどんな楽器?

二胡は中国の唐の時代に最初にできたと言われている楽器です。

日本では胡弓と言われることもあります。

二胡は2本弦で胴体や糸巻きの部分は堅い木材で作られています。

胴体の一部に貼られている錦蛇の皮は珍しいものです。

ワシントン条約のためなかなか手に入りにくいからです。

二胡は今では日本ではあまり見かけない珍しい楽器です。

それに二胡の弓の部分は馬の尾毛から作られているんです。

二胡の音色は人間の声に近いと言われています。

日本でいうとバイオリンに近く、例えられることもあるようです。

楽譜の中ではメロディー部分を担当することが多いようですね。

二胡の教室や入門講座

二胡が日本で有名なったのは女子十二楽坊がブレークしたことからです。

その頃から日本でも各地に二胡の教室が開かれるようになりました。

メジャーな楽器ではありませんが二胡の教室は意外とあるようです。

近くにない場合も、二胡の入門講座が「がくぶん」にあります。

がくぶんはいろいろな通信入門講座を開いていて興味深いですよ。

二胡の入門講座をもっている通信教育はなかなか見かけません。

二胡に興味のある方はぜひがくぶんのHPを覗いてみてくださいね。

楽器なしのコースと楽器付きのコースがあるみたいです。

入門に適した二胡を探すのが不安な人は楽器付きのコースがおすすめです。

二胡の弾き方とは

二胡の弾き方の基本はまず姿勢からと言われています。

どんな楽器を弾く場合でも姿勢は大切ですよね。

二胡独特の姿勢があるので、プロの指導のもとで覚える方が良いと思います。

二胡本体や弓の持ち方、腕や手・指の角度、動かし方、楽譜の読み…

等、二胡を弾くために必要なことを徐々に学んでいきます。

一つ一つ焦らず丁寧に身に着けていくことが大切ですね。

二胡の弾き方についてはプロから直接教えてもらうのが一番です。

でもなかなか身近に二胡の先生はいないかもしれません。

その場合はDVDや動画などで視覚的に理解できる方法を選んでくださいね。

二胡の弾き方を学ぶ中で、中国語や中国独特の言い回しが出てきます。

二胡ならではの趣や二胡を学んでいる実感をきっと味わうことができますよ。

二胡の奏者

二胡の奏者で有名な人と言えば、チェン・ミン。上海出身の女性です。

日本でも二胡奏者としてCDデビューをしていて、映画やアニメなどのテーマ曲としても数多く採用されています。

ウェイウェイ・ウーも二胡奏者の第一人者として有名です。

日本のCM曲やアニメのテーマ曲、映画の劇中音楽などいろいろな方面で実はこの方の演奏が使われているんですよ。

二胡の奏者には日本人も活躍している人がいます。

代表的な方は野沢香苗さんです。

もともとは女優さんだったのですが、舞台で中国人の役を演じたことがきっかけで二胡の虜になったようです。

その結果、ついには二胡の奏者として活躍するようになったそうです。

二胡という楽器には出会う人をそれほどまでに引き付ける魅力が隠されているのかもしれませんね。

二胡と胡弓のちがい

二胡と胡弓の名称は日本では同じように扱われている傾向にあるようです。でも調べてみたところ全く二胡と胡弓は全く別物なんですね。二胡は中国の伝統楽器ですが、胡弓は日本の伝統楽器です。弓を擦って音色を奏でるのは同じですが、二胡は2本の弦で胡弓は3~4弦になっています。日本国内でも今では胡弓よりも二胡の方がよく見聞きされるようになっているので、日本の伝統楽器である胡弓を知っている世代の方からすればつい二胡のことを胡弓と混同して呼んでしまうのかもしれません。