登録販売者の2020年試験日は?勉強方法や過去問や資格の難易度も

登録販売者2020年の試験日はいつ?

登録販売者の毎年の試験日は都道府県のブロックごとに毎年だいたい決まっています。

8月〜12月に試験は実施されますので、どこの県を受けるかが決まったら、前年度の実施日を参考に準備しておくとよいと思います。

ちなみに申込みは約2ヶ月前からなので、時期が迫ってきたら、各都道府県の公式HPできちんと確認するようにしてくださいね。

参考までに2019年に実施された、都道府県ブロック別の登録販売者の資格試験日は以下の通りです。

〔2019年〕

奈良ブロック     8月20日(火)
近畿・大阪ブロック  8月25日(日)
北海道・東北ブロック 8月28日(水)
北陸・東海ブロック  9月4日(水)
首都圏ブロック    9月8日(日)
関東・甲信越ブロック 9月11日(水)
四国ブロック     10月24日(木) ※徳島県は8月25日(日)
中国ブロック     10月30日(水)
九州・沖縄ブロック  12月8日(日)

登録販売者ってどんな仕事内容?

つて登録販売者という職種はあまり聞き慣れないかもしれませんね。

ところが、登録販売者が仕事をしている様子はよく目にしているはずなんです。

ドラッグストアの薬売場で白衣を来ている人、あの方が登録販売者です!

薬局で薬のアドバイスができるのは登録販売者の資格がある人だけ。

実は登録販売者は2009年に薬事法改正で誕生した職種です。

薬剤師不足を解消するためのものでした。

今やドラッグストアで薬を買う時には登録販売者なしでは困るくらい不可欠な職業になっています。

登録販売者と薬剤師のちがい

薬剤師と登録販売者のちがいは、売ることのできる医薬品のちがいです。

薬剤師と登録販売者がそれぞれ販売できるのは次のような薬です。

 

  • 薬剤師…第一類医薬品、取り扱いの難しい医薬品
  • 登録販売者…第二類・第三類医薬品

登録販売者は処方箋なしでも買うことのできる医薬品を売ることができます。

主に常備薬として家に置いておきたいような薬を売ることができるんですね。

多くの人にとって身近で親しみやすい登録販売員になりたい、という人が増えているんです。

登録販売者の求人や就職先は?

登録販売者の資格を取得したら、どんな所から求人が来て就職先が決まるのでしょう?

就職先として一番多いのはやはりドラックストアです。

全国的にドラッグストアはどんどん増えてきていています。

ドラッグストアといっても売られているのは医薬品だけでなく、食品や日用品などの品揃えも豊富で、コンビニに並ぶ勢いです。

たいてい店のどこかに求人情報も掲示されていますし、新店舗ができるたびに確実に登録販売者も求人募集されているはずです。

次に就職先で多いのは、スーパーやホームセンター、ディスカウントストアなどの量販店です。

店舗の一角に医薬品販売コーナーが設けられていて、ドラッグストアよりは面積も品数も少なめです。

ただそれだけにお客さんとの距離も近く、店に置いてある医薬品についてより深い知識を提供することができるでしょう。

登録販売者の給料は高い?安い?

登録販売者の給料がどれくらいかは、正社員か契約社員かによっても異なります。

登録販売者の給料について調べてみたところ平均的には次のような額でした。

 

  • 正社員…年収約300万円~400万円
  • パートやアルバイト…時給1000円~1500円

他にも登録販売者の給料は次の条件にも左右されます。

 

  • ドラッグストアかコンビニエンスストアか?
  • 店の所在地は都市部か地方か?
  • 実務経験があるかないか?

登録販売者は国家資格なので、給料が高めに設定されることが多いようです。

資格があるだけでも評価が全然ちがってくるんですよね。

医薬品に興味がある人はぜひ今からでも取得可能な登録販売者の勉強を始めておくといいと思います。

 

>>登録販売者講座についてはこちらから

登録販売者の試験内容や日程は?

登録販売者になるための試験は日程も内容も都道府県ごとで異なっています。

間違えないように事前にきちんと調べることが大切です。

登録販売者試験の出題範囲は厚生労働省から示されたものを参考にします。

だから都道府県ごとに試験の内容が異なるといっても大きな差はないようです。

登録販売者の試験問題は内容ごとに5つに分けられ、計120問出されます。

時間は4時間です。

試験内容は次のようになっています。

 

  • 医薬品に共通する特性と基本的な知識 20問
  • 人体の働きと医薬品 20問
  • 主な医薬品とその作用 40問
  • 薬事関連法規・制度 20問
  • 医薬品の適正使用・安全対策 20問

試験を受けるのに実務経験や学歴は問われません。

ということは誰でもやりたいと思えば受験することができます!

登録販売者の試験は年に1回、8月~12月の間に行われます。

申込締切日は試験日の約2ヶ月前までなので遅れないようにしてくださいね。

登録販売者の難易度のランキング

登録販売者の試験合格率は平均で40~50%です。

試験は都道府県ごとに異なる試験内容で行われるため合格率も異なります。

参考までに2019年の地方別の合格率ランキングを紹介します。

1位 北海道・東北ブロック 60.8%
2位 関西広域連合ブロック 58.8%
3位 奈良県 57.5%
4位 北陸・東海ブロック 47.1%
5位 九州・沖縄ブロック 42.0%
6位 福井県 40.7%
7位 中国ブロック 38.4%
8位 関東・甲信越ブロック 34.4%
9位 四国ブロック 31.0%
10位 首都圏ブロック 25.7%

都道府県によって試験の難易度にずいぶん差があるように感じますよね。

でも年度によって変わるので、あまり参考にはならないかもしれません。

合格基準はどの都道府県も次のように共通しています。

 

    • 120問のうち7割以上得点すること
    • 5つの試験項目すべてで3.5~4割以上正解すること
    • 難易度や合格率は気にせずにすべての試験項目をバランスよく勉強しておくことが合格への道といえます。

登録販売者の勉強方法は過去問がカギ

登録販売者の資格を本などを読んで自分のやり方で独学でも取得することはできると思います。

過去問を解いたり、自分で計画を立てたりして、継続して勉強することが大切。

でも、

  • 自分一人で勉強するのに自信がない!
  • 少しでも効率よく学習したい!

と思う人は試験対策講座を受けることをおすすめします。

登録販売者を養成するスクールはなかなかないので、忙しい人でもラクにスムーズに始められるのは通信講座です。

通信講座は時間がない人や自宅で好きな時間に学びたい人にも便利ですよ。

中でもユーキャンの登録販売者講座が分かりやすいと評判です。

過去問データを参考にして、テキストが要点をしぼってまとめられているので、効率的に試験対策をしたい人にはぴったりです。

講座内容で分からない時や質問したいことがある時は、いつでも質問することができます。

ユーキャンはフォローアップがしっかりしているので、安心して受講できるという今では太鼓判を押せます!

登録販売者の資格をとるメリットは?

最近の医療は、病気になってから病院を頼るのではなく、自分自身の健康に日頃から責任をもつセルフメディケーションに人々の意識が移行してきています。

医薬品を買うのによく利用されているドラッグストアは全国各地にあります。

今後、気軽に買うことのできる常備薬を販売する資格をもつ登録販売者の需要はますます高まっていくことでしょう。

登録販売者は国家資格ですが、国家試験というと専門学校を卒業していないといけないのではないか等と考えがちです。

ですが、登録販売者はそういった条件がありません。

誰でも希望すれば受検することができるので、社会人になってからでも頑張れば国家資格を取得することができるんです。

また県をまたいで複数回受験できるので、合格のチャンスも大幅に増えます。

登録販売者の資格があれば履歴書にも書くことができ、薬を扱う仕事への就職や転職で有利になります。

登録販売者の資格をもっていると基本給に資格手当が付与されたり、パートやアルバイトの時給が高くなる可能性も生まれますね。

健康に悩むお客さんにアドバイスでき、人の役に立つことができる登録販売者はやりがいのある仕事です。

登録販売者の資格を今からでも取得するメリットはかなり大きいと言えます。

登録販売者の資格 口コミ

平均寿命が延びてみんなが長生きする時代になり、健康への関心が高まっています。

医薬品のエキスパートとして登録販売者が今後社会から必要とされていくことは間違いなさそうです。

子育て中の主婦や転職を考えているOLさんたちにもユーキャンは人気のある通信講座です。

登録販売者の資格をとるための手厚いサポートをしてくれる点でもユーキャンは評判が高いようです。

登録販売者の資格取得に興味がある人はぜひユーキャンの公式HPを覗いてみてくださいね。