危険物取扱者試験難易度は？危険物取扱者とは？

2019年4月18日

危険物取扱者について、試験合格に向けたアドバイスや解説を紹介していきます、これから危険物取扱試験を受験されれる方の参考に成れば嬉しいですね。

危険物取扱者とは

危険物取扱者は国家資格です、それに、資格には種類が沢山あります、資格の種類によって取扱ができる危険物の種類が違います、身近な所で言えばガソリンスタンドの責任者なら、最低でも乙4種が資格が必要です。

危険物取扱者資格の種類と内容

危険物取扱者の種類です、甲種・丙種・乙種と多彩です、乙種は更に、第1類～第6種までと別れてます、チョットややっこしいので、種類とその下に取り扱う事の出来る危険物を記載してます。

甲種危険物取扱者

全ての種類の危険物の取扱いと立会いができます。

乙種危険物取扱者

乙種第1類

酸化性固体（塩素酸カリウム・過マンガン酸カリウム・次亜塩素酸ナトリウムなど）です。

乙種第2類

可燃性固体（硫黄・赤リン・マグネシウムなど）です。

乙種第3類

自然発火性物質及び禁水性物質（ナトリウム・リチウム、黄リンなど）です。

乙種第4類

引火性液体（ガソリン・灯油・軽油・エタノールなど）です。

乙種第5類

自己反応性物質（ニトログリセリン・トリニトロトルエン・アジ化ナトリウムなど）です。

乙種第6類

酸化性液体（過酸化水素・硝酸など）です。

丙種危険物取扱者

第4石油類及び動植物油類のみ取扱いができます、丙種での資格者による立会いはできないです。

危険物取扱者甲種を持ってると、全ての危険物の取扱と、立会が出来ます、だけど難易度は高いし、合格率も引くいですね。

危険物取扱者試験とは

危険物取扱者に成るための国家試験（財団法人　消防試験研究センターが実施）があります、危険物の種類で、試験内容も変わります、燃焼系を取り扱う仕事なら、何らかの危険物取扱者試験に合格する必要があります。

危険物取扱者試験は年2回は実施されてますし、東京都なら毎月の試験が実施されてます、自治体で試験回数が違います。

危険物取扱試験の出題形式は、マークシート方式で、丙種は四肢択一、乙種は五肢択一です、甲種以外は、学歴などに関係なく何方でも受験出来ます。

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危険物取扱者試験難易度

危険物取扱者試験の難易度は、受ける試験（種類）で違うでしょうね、丙種や乙種なら難しくないでしょう、甲種に成ると難易度が上がります、甲種は実務経験や、学校の専門課程での履修などの受験資格が有るので、何度は高いですね。

危険物取扱甲種難易度

危険物取扱甲種難易度は、他の危険物試験よりも高いと思われます、それは、受験資格も専門の大学を卒業した方や、乙種取得後に2年の実務経験をされた方などと決められてるからです。

甲種危険物取扱資格を取っておくと、全ての危険物の取扱が出来ます、甲種を目指すなら乙種を取得して実務経験を積むか、専門の大学や学校の卒業が必要ですので、働きながらの受験を目指すなら、甲種からの取得が良いでしょうね、受験資格が有るので難易度としては高いと思われます。

危険物取扱者試験合格率

危険物取扱者試験の合格率を調べて観ました。

甲種： 32.2％
乙種第1類：66.6％
乙種第2類：65.6％
乙種第3類：67.6％
乙種第4類：29.4％
乙種第5類：67.9％
乙種第6類：65.4％
乙種合計：37.1％
丙種：49.2％
全合計：37.9％
2015年度の資料です

皆さんが欲しいと思ってる危険物取扱者乙種第4類は、受験者が多いので合格率で計算すると、29.4％と低い値です、だけどしっかりと勉強すれば取りやすい資格だと思います。

危険物取扱者乙種第4類の受験者が何故多いのか？

少し解説すると、引火性液体（ガソリン・灯油・軽油）等の取扱が出来るからです、有資格者が作業に立ち会えば、無資格者も危険物の取扱いが出来ます、だからガソリンスタンドに勤めてあったり、今から務める方は持っておきたい資格だからです。

危険物丙種合格率

危険物丙種合格率は上記に記載してる、49.2％ですこの合格率が他の試験より低いのは、受験者数が多いからだと思われます、受験資格は年齢も性別、それに学歴も問いません、だから受験者数も多く成りますし、取り扱えるのもガソリン、灯油、軽油、重油などの引火性液体なので、アルバイトの方なども多く受験しています。

それに、引火性液体を取り扱う仕事の方の初歩的な知識の勉強にも成ります、危険物を取り扱うには危険が伴います、確実な危険回避を習うのが良いです。