テープライター養成講座|スキマ時間をお金に換えるオススメの副業

テープライターとは

「テープライター」という言葉、聞いたことありますか?「タイプライター」ならあるけれど、テープライターなんて聞いたことない・・・という方が多いでしょうか(笑)かくいう私もそうでしたwww

ここで紹介する「テープライター養成講座」とは、いわゆる「文字起こし(書き起こし)」のことです。

テープライター養成講座を詳しく見る

会議や対談、インタビューなどの音声データを聞き取って、文字に書き起こすことを指しています。
たまに、「テプラ」のようにテープ状のものに文字を印字したり、エンボス加工でデコボコをつけて文字や記号を打ち込む道具のことも「テープライター」と言いますが、ここでは文字起こしのこととして以下読み進めてください。

テープライターの仕事

テレビやネット動画などで記者会見やプレスリリースの映像を見たことがある方は多いと思います。あれはリアルタイムではすべて「音声」として聴き取りますよね。

しかし、ニュースでは字幕テロップが入り、ネットニュースや翌日の新聞などにはすべて「文字」として掲載されますよね。

これはすべてライターさんが映像や音声のデータを聴き取って文字に起こしているからできることなんです。

メディアの記者さん達も、現場でノートパソコンにカチカチ打ち込んでいる様子を見ますが、人の話すことを「一言一句」逃さずに記録することはかなり難しいと思います。

記者さんたちがやっているのは「要点」をまとめて打ち込んでいるだけ。注目される記者会見などは、終了後に「会見全文」などといった形で、記者会見のやり取りすべてが文字になって公開されますが、あの仕事を担うのがテープライターさんなんです!

テープライターの活躍の場

現実的にテープライターはどのような場面で活躍できるのでしょうか?

  • 記者会見
  • 対談やインタビュー
  • 研修や講義
  • 会議や議会の議事録作成
  • 会話の録音など音声データ

テープライターの報酬相場

文字起こし作業の一般的な相場は「60分1万~2万円」なんてよく言われます。

もちろん1万~2万円ってその差は1万円もあるじゃないか!と思われるかもしれませんが、そこはやはり作業スピードや経験、そして仕上がりの質によるということです。

当然、聞き流しながら一発で文字に起こすことは現実的に不可能ですので、60分の音声データなら、作業は必ず60分以上かかります。

初めのうちは1案件をこなすのに、丸一日かかってしまうこともありますが、慣れてくれば3~4時間で処理できるようになります。

また、テープライターの仕事の良さは、隙間時間を利用して断片的に作業をすることも可能ということ。もちろん、そういうやり方がイヤで集中してやりたいという方は、まとまった時間を作ってやればいいだけのこと。空いた時間を有効活用できる仕事なので、小さいお子さんのいる主婦の副業としても人気の高い仕事なのです。

テープライターの現実

音声を聴いて、それを文字にするんでしょ?ならば簡単ではないか!と思う方も多いでしょう。しかし、現実はそんなに簡単ではありません。

実際の人間の話し言葉には、書類上必要のない言葉もたくさん含まれます。

例えば「あの~」とか「え~」とか、しどろもどろになって何言ってるのかよくわからない部分とか、時にはやりとりが熱くなりすぎて言葉としてふさわしくない部分とか、会話になっていない部分とか。

人のしゃべり言葉を文字にすると、今まで気にもしなかったことに惑わされることになります。そういった「業界特有ルール」を知らないと、データを聞いて言われた通り文字に起こしたけど、「ケバ取りして!」とか、「整文して上げてください」とか言われて、なにそれ??って困ってしまうことになります。

それでは、できる!と思って受けた仕事も1件やって報酬を手にするまで1週間かかったとか、そんな結果になりかねません。

空いている時間を有効利用できるテープライターの仕事は、一見すると簡単で、誰にでもできそうな仕事に見えますが、けっこう奥が深いのです。逆に言うと、この特有のルールがあるので、対応できる人と対応できずに挫折する人が生まれ、仕事のニーズが生まれ続けるわけです。

誰でもできるのなら、市場に仕事として出てくることはありませんよね。だって、他人に発注する必要がないわけですから。

テープライターのスキルを身につける

単純に「文字起こし」といっても、大きく分けると3つの方法があると言われています。

素起こし

すべての言葉を聴き取った通りに一言一句逃さず書き起こすこと

ケバ取り

「あー」とか「あのー」「えっと」などという内容に関係のない言葉を省いて書き起こすこと

整文

書き起こした会話を整え、意味の通る文章に書き直したりすること

ほかにも、会話のポイントポイントの時間を記録する「タイムコード」を入れる作業などを求められることもあります。

これらのルールを「先に学んで」、仕事を受注しスムーズに処理してキャッシュに換える。要は自分に先行投資して、あとは仕事をこなしまくって「元を取る」という順序を取れる人が、この仕事でうまくいっている人なのです!

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もともと会社のお仕事で会議の議事録などを作成している方は、業界ルールを知るだけで難なく対応できるかもしれませんね。そう考えると、会社の仕事と同じことをして、会社以外からお小遣いをもらうことができる!という考え方もできますね。