生活習慣病予防プランナー|予防健診は重要!具体的な食事対策実践法

生活習慣病」とは、食生活や運動習慣、喫煙や飲酒などの生活習慣によって引き起こされるさまざまな病気の総称のことです。

脳卒中、がん(悪性新生物)、糖尿病、心臓病、高血圧、脂質代謝異常などさまざまな病気が挙げられますが、近年こうした生活習慣病を原因とした死亡者数は、全体のおよそ6割を占めると言われており、「治療」ではなく、「予防」の面が重要視されるようになってきています。

また、生活習慣病は「新たな国民病」と言われている「認知症」の発症原因の一つにも挙げられており、【生活習慣病の予防=認知症予防】という観点からも生活習慣病の予防が大切であることがうかがえます。

生活習慣病はもはや大人だけの病気ではない

生活習慣病は大人だけのものではありません!

最近では、小児肥満小児メタボリックシンドロームも増えてきています。

原因として挙げられるのが、高カロリー食品の食べ過ぎ、朝ごはんを食べない、就寝時間が不規則といった生活習慣の乱れにあります。さらに、テレビやパソコン、テレビゲームに向かう時間が長いほど肥満になりやすいという調査結果もあり、「小児の運動不足化」も社会問題となっているのです。

子供が発症すると、病気の期間が長くなるため、成人後に合併症を起こすリスクが上がると言われています。

「成人病」と「生活習慣病」の違い

生活習慣病はかつて「成人病」と呼ばれ、加齢とともに発症するとされていましたが、未成年でも発症する可能性があることから、1996年に名称が変更されたという歴史的経緯があります。

つまり、「生活習慣病」とは、かつて「成人病」と言われていたことを指しているので、同じことなのです。

成人だけの問題ではないということを強く訴えているのでしょう。

無自覚の病気

生活習慣病の中でも、高血圧・糖尿病・脂質異常症は、本人も体調の変化に気づきにくく、「サイレントキラー」とも呼ばれる怖い病気です。

これらは自覚症状がないケースがほとんどなので、ほかの病気を合併してから気づきやすく、いかに早期に状態の変化を発見し、改善に取り組むかということがカギになります。

そのために行なわれているのが「健康診断」で、健康診断の結果が「C判定」や「D判定」だった場合は、今のままの生活を送っていると、健康が悪化していくサインなのです。

早いうちから生活習慣を見直せば、次回の健康診断で「A判定」を目指すこともできるのです!

生活習慣病予防プランナーとは

生活習慣病予防プランナー」は、生活習慣病の原因や症状、生活習慣病予防に関する幅広い知識と、日常生活での予防法など実践的スキルを持つスペシャリストのことです。

生活習慣病予防プランナーの資格は、生活習慣病に関する「正しい知識」と「予防の実践的スキル」を持つ人材であることの証で、仕事・プライベートを問わず、生涯役に立つ価値ある資格なのです。

若年層の生活習慣病が問題視される昨今、「お子様の将来を救う可能性のある資格」としても注目を集めているのです。

>>> 生活習慣病予防プランナーの通信講座

生活習慣病予防プランナーの試験

生活習慣病予防プランナー」の資格を取得するためには、通信講座の「ユーキャン」にある講座を受講する必要があります

ユーキャンの講座を受講すると、添削課題があり、「第2回目の添削課題」が資格試験になっています。

試験はマークシート方式で、全30問中7割を得点すれば合格できます!

受検資格はないので、年齢・性別・学歴・実務経験など問わず、どなたでもチャレンジできます。

最長6ヶ月の受講期間内に、2回目の添削課題を提出し、基準点をクリアできれば、晴れて合格となり「生活習慣病予防プランナー」の資格を授与されます。

自宅で受験できますし、自分のタイミングで取り組むことができるので、仕事と掛け持ちのママの受験者も多いです。

生活習慣病予防プランナーの仕事

介護施設や医療施設のスタッフとして働く方には特におすすめの資格です。

生活習慣病を予防する食事や運動習慣の知識が体系的に身につくため、自身のスキルアップにもつながり、より良いサービスを自信を持って提供できるようになることでしょう。

ユーキャンの通信講座では、生活習慣病予防に役立つレシピや症状別に有効な食材についても学べるので、調理師や管理栄養士の資格を持つ方が併せて取得するとより活かすことのできる資格です。

また、仕事として活かすことができなくても、「健康診断の結果が毎年不安…」と、自身の健康に不安がある方や、「悪い判定が出たので生活習慣を見直したいけど、何をしたらいいかわからない」など具体的な改善策がわからなくて困っている方が、「自分のため」にこの資格を取得して、健康を取り戻す!といって学ぶ方もいます。

生活習慣病の原因や症状などの知識が身につくことはもちろん、具体的な予防策についても学ぶことができるので、その知識をそのまま自分のために活用できます!また、生活習慣病予防に対する意識は年々高まっているので、自身の経験や知識を、職場内や身近なコミュニティで伝えていくという活用方法もあります。

食生活を改善すると一言にいっても、
「どんな食材を取り入れたらいいのかわからない」
「塩分や糖分、脂肪分は抑えたいけど、美味しい食事を作りたい!」
「野菜がどうしても不足しがち…」
など、日々の食事作りには頭を悩ませるものですよね。また、それが毎日のこととなればなおさらつらいものに感じられてきます。そういった悩みを抱える方にアドバイスをしたり、具体的な実践方法の提案をしてあげることも重要な役割の一つです。
栄養に関する知識や、食が健康に与える影響といった知識が身につけば、自分自身の食事作りもよりスムーズになりますし、そういう姿を見せることも生活習慣病予防プランナーとして大事な仕事の一つだと思います。

>>> 生活習慣病予防プランナーの通信講座

生活習慣病予防プランナーと生活習慣病予防アドバイザーの違い

この手の資格を調べていると「生活習慣病予防アドバイザー」というものを目にした方もいるかもしれませんね。何が違うのかということを見てみると「認定団体」と「費用」くらいでしょうか。

生活習慣病予防プランナー

認定団体 一般社団法人ケアフィット推進機構
受講機関 ユーキャン
費用 32,000円(税込)
合格ライン 添削課題で基準点70%以上
受検地 在宅
目的

生活習慣病の原因や症状、日常生活での

予防法など幅広い知識を持ち、食事・運動

などの実践的なスキル持つスペシャリスト

になる

生活習慣病予防アドバイザー

認定団体 一般社団法人日本能力開発推進協会(JADP)
受講機関 協会指定の認定教育機関
費用 受験料5,600円+講座受講費
合格ライン 得点率70%以上
受検地 在宅
目的

生活習慣病に関する知識の程度を審査し、

証明することにより、職業能力の向上と

社会的経済的地位の向上に資すること

こんな人が生活習慣病予防プランナーに向いている

  • 旦那さんやお子さまなど、家族の健康を守りたい
  • 生活習慣病予防に関する正しい知識を身につけたい
  • ご家族やご自分の健康診断結果が不安…
  • 適切な運動や食事についても知りたい
  • せっかくなら資格として知識の証明を残したい!

「旦那がメタボ気味…」「おばあちゃんの血圧が心配」「うちの子供が周りの子よりも太っている」など、ご家族の健康に不安を抱える方は多いものです。
生活習慣病や食事に関する正しい知識とスキルを身につけることで、自分や周りの方が抱える悩みに合わせた適切な予防法を実践できるようになれます!
生活習慣を改善するとなると、いろいろな「制限」をかけたり「我慢」をするという、つらく苦しいイメージが先行しがちですが、美味しくて、なおかつ予防にも効果的な食事作りや、運動の取り組み方など、さまざまな角度から健康のサポートを考えます。
健やかな生活を送るためにも、生活のリズムや食生活、運動習慣の見直しを正しくして、内面から幸福度を増幅させたい!と願う方には最適です。

生活習慣病の種類

  • 肥満
  • 痛風
  • 2型糖尿病
  • 高血圧症
  • 脂質異常症(高脂血症)
  • 循環器病(冠動脈疾患・脳卒中・虚血性心疾患など)
  • 大腸がん・大腸ポリープ
  • 腎硬化症
  • 肺扁平上皮がん(喫煙)
  • 慢性気管支炎・肺気腫(喫煙)
  • アルコール性肝炎(飲酒)
  • 前立腺がん・前立腺肥大
  • 歯周病
  • 骨粗鬆症

高血圧とは

患者数は1,000万人以上とされる高血圧。「高血圧」とは、血圧が正常の値より慢性的に高い病気のことです。
血圧が高い状態が続くと血管の内側に圧力がかかってしまい、血管が痛めつけられてしまいます。症状がないからと放っておくと、合併症を起こす可能性も!とくに血管の集中する脳や腎臓、血液を送る心臓などは影響を受けやすく、脳卒中や脳出血、心筋梗塞、腎臓病などにつながることがあります。

糖尿病とは

糖尿病患者数・予備軍はともに約1,000万人。糖尿病とは、血糖値が正常値より高い状態が、慢性的に続いてしまう病気のことです。
高血糖の状態が続くと、脳卒中などをはじめ、全身の神経に障害が起こる糖尿病神経障害、人工透析が必要になる糖尿病腎症、失明の恐れもある糖尿病網膜症など、怖い合併症を招く可能性があります。

高脂血症とは

空腹時の血液中に溶けているコレステロール値が220mg/dl以上か、中性脂肪が150mg/dl以上、あるいはその両者が高い場合を高脂血症と言います。
自覚症状はありませんが、知らない間に動脈の壁にコレステロールが溜まって動脈硬化の原因となり、さらには脳梗塞や心筋梗塞などの原因となります。

肥満の基準

肥満とは「身体の脂肪が普通の人より過剰に蓄積した状態」と定義されています。
脂肪の直接の測定は複雑で困難なので、体格指数(BMI)として算定し判定されます。
BMIの算出式は
BMI=体重(kg)÷{ 身長(m)× 身長(m) }
で計算できます。 ※単位を間違えないように
例えば、身長170cm、体重70kgの人の場合なら、
70(kg)÷{ 1.7(m)× 1.7(m) } = 24.22・・・
となるので、BMIは「24」と判定します。

生活習慣病予防アドバイザーの口コミ

ツイッターを徘徊していると、こんな投稿見つけましたよ。

https://platform.twitter.com/widgets.jsこのような証書がいただけるようですね!

https://platform.twitter.com/widgets.jsさらにはこんなカードのようなものも!!