試験日 :2021年7月11日(日)
願書請求期間(申込登録期間): 2021年5月7日(金)16:00まで
願書受付期間(払込期間): 2021年4月1日(木)~5月21日(金)
願書受付締切日(払込期限日) :2021年5月21日(金)
受験票: 2021年7月1日(木)到着予定
合否通知: 2021年8月2日(月)到着予定
3級:90分(10時30分開始)
2級:90分(13時30分開始)
3級: 5,000円
2級: 7,500円
3級・2級併願: 12,500円
※金額はすべて税込み
出題範囲は、6科目に分かれており、それぞれの科目からほぼ同数の問題が出題される傾向にあります。
3級:60点以上(1問2点/100点満点)
2級:74点以上(選択問題1問2点・記述問題1問3点/123点満点)
人間の生活に欠かすことのできない三大要素といえば「衣食住」ですよね。この衣食住の一つを担う「食」のスペシャリストといわれる「食生活アドバイザー」の資格が近年注目を集めてきているのです。
「食生活アドバイザー(食アド)」とは、一般社団法人FLAネットワーク協会が1999年より実施している民間資格のことで、栄養や健康についてはもちろん、食文化や食品学など、食に関する包括的な知識を身につけた、いわば「食のスペシャリスト」とも言える資格です。
資格には「2級」と「3級」があり、3級は「消費者」の立場から食生活を見直す事を目的としているのに対し、2級は「食を提供する立場」から、食ビジネスの視点までもが要求される実務的な内容になっています。
食生活アドバイザーは、食品関連企業をはじめ、さまざまなジャンルの企業において取得が推奨されている資格ですが、「食」という生活に密着したジャンルの知識を身につけられることから、仕事に限らずプライベートでも活用できる資格として人気が高まっています。
実際に「食生活アドバイザー」の資格を取得しても、実務的な部分で活用できなければ意味がないですよね。
近年、食アドの資格は食品メーカーや飲食店、小売業、学校、病院や介護の現場など、幅広いジャンルの現場において活用できる資格として注目されています。
「食」に関わる多くの企業で資格取得が推奨されており、資格手当がついたり昇進昇給につながるなど、待遇面で有利に働くこともあります。
また、内閣府が「国民が生涯にわたって健康であるために食育を推進する」ことを宣言しているように、食の重要性を次世代に伝えることを国が重要視している背景もあり、「食育」という分野での活躍が期待されているのです。
食事のレパートリーが増えたことで、家族の私を見る目が変わった!という経験をしている人も多く、仕事として活かすことができなくても実生活で役に立つスキルなので、決してムダにはならない資格であるということも人気の理由です。
食生活アドバイザーの試験についてまとめてみました。
食生活アドバイザー試験の合格率は、2級は約40%、3級は約65%(平均/一般社団法人FLAネットワーク協会HPより)
合格率が3級でおよそ6割~7割、2級では3割~4割という数字を見てもわかる通り、誰でも受験すれば合格するような安易な資格でないことはおわかりになると思います。
試験概要をまとめてみました
試験は毎年7月と11月の年2回実施されています。
願書の締め切りは、試験日の2ヶ月前(7月開催分は5月末日、11月開催分は9月末日)なので、受験を決めたら願書の提出は早めに行ないましょう。
食生活アドバイザーの過去問は存在していますが、残念ながら書店では販売されていないようです。
過去問の入手方法は、受験案内と共に過去問題集の申込用紙が同封されているので、自分で請求する必要があります。詳細は受験案内に記載されています。