建設業経理士2級は独学でも講習でも過去問での勉強方法が合格には大事!
建設業経理士2級の試験の概要や合格率、難易度、さらに合格に向けたおすすめの勉強方法などについてまとめてみました。
建設業経理士2級を独学と講習のどちらの勉強方法を選ぶのがいいのか?
そもそも過去問などをつかった独学で合格できるのでしょうか?
建設業経理士2級試験とは?
建設業経理士2級試験は、一般財団法人の建設業振興基金が中小建設業の経営基盤を強化を目的に創設された資格試験で、建設業簿記、決算などに関する知識を習得し、建設業経理のスペシャリストを目指せます。
建設業経理士試験には、2級建設業経理士試験をはじめ、1級から4級までがありますが、1級、2級が国土交通大臣登録の経理試験となっています。
受験資格はとくになく、だれでも希望の級を受験することができます。
2級建設業経理士検定試験は国家資格?
2級建設業経理士試験は、国土交通大臣登録経理試験となっているので、国家資格と思われるかもしれませんが、基本的には民間資格となります。
ただ、建設業では重要となる、公共工事の入札可否の判断の資料となる経営事項審査の評価対象の1つにもなっているので、建設業界で働く、就職を目指すときには有利といえます。
ちなみに、3級、4級は呼び名が違い、建設業経理事務士となります。
2級建設業経理士の試験日
2級建設業経理士の試験日は、上期と下期の年に2回行われます。
通常、上期が9月、下期が3月に行われます。
令和元年の試験日程は建設業振興基金公式サイトをみると、令和3年度の試験は、
上期:令和3年9月12日
下期:令和4年3月13日
となっていました。
※最新の試験日の情報は建設業振興基金公式サイトでご確認ください。
あと、CMでもおなじみの通信講座のユーキャンでも2級建設業経理士合格指導講座あって、無料で取り寄せられる資料に、試験内容など詳しく紹介されているので参考になりますよ。
2級建設業経理士検定試験の合格率と難易度
2級建設業経理士検定試験の合格率と難易度について調べてみました。
平成30年度まで24回の2級建設業経理士検定試験が実施されていますが、2級建設業経理士の合格率は50%を下回っています。
2級建設業経理士の合格率としては、約2人に1人が合格ということなので、難易度としては、かなり高めと思っておいた方がいいですね。
2級の合格率でこの数字なので、1級はさらに難易度が上がります。
ちなみに、1級の合格率はココ数年20%台なので、建設業計理士1級の難易度は、さらに高めですね。
2級建設業経理士検定試験の合格基準
大問5問と記述形式による計算問題が出題され、100点中70点以上で合格となります。
このあたりは、日商簿記の試験と同じですね。
ただ、合格率に関しては、日商簿記2級が10%強なので、それよりは難易度は低めという感じです。
建設業経理事務士3級の難易度は?
建設業経理事務士2級の合格率が5割り程度ということで、難易度としては、めちゃくちゃ高い!というわけじゃないですが、決して、低いわけでもない。
となると、いきなり2級からいくのではなくて、まずは建設業経理事務士3級からチャレンジするのはどうか?って思うかもしれません。
建設業経理事務士3級の難易度ってどの程度のものなのでしょう?
建設業経理事務士3級の合格率は、ココ数年約60~70%くらい。
試験の内容も、基礎的な建設業簿記についてや記帳、初歩的な原価計算などについてなので、難易度は比較的低めといえます。
2級建設業経理士の勉強方法でおすすめは?
2級建設業経理士試験の合格率は、難易度もかなり高めなので、どういう勉強方法がいいのか気になりますよね?
2級建設業経理士試験の勉強方法としては、独学で勉強するか、講習などを受けて勉強をするかということになります。
ある程度、簿記などの知識があるのであれば、過去問などを利用しながら独学での勉強でも合格は狙えると思います。
もし、簿記の知識はもちろん、建設業のこともよくわからないということであれば、講習や分からない点をすぐに質問できるような勉強方法を選んだほうが合格には近道になりそうです。
ユーキャン以外の2級建設業経理士の講習
2級建設業経理士試験対策の勉強法として、↑ではユーキャンの通信講座を紹介しました。
建設業経理士の資格試験対策には、スクール形式など対面での講習を行っているところもいくつかあります。
調べてみると、
- 日本建設センター
- 建設経営サービス
- 大栄
- TAC(タック)
- 資格の大原
などがありました。
中には、講習会形式の講座とユーキャンのような通信講座にも対応し、どちらかを選べるというところもあります。
対面での講習形式なら、専門家が試験対策をはじめ質問などにその場で答えてくれるたりというメリットもありますが、講習によっては、東京や大阪など大都市に限られたりすることもあるので、地方の住んでいる方にとって、負担が大きいかもしれません。
講習の費用に加え、交通費、場合によっては宿泊費などもかかりますからね。
それぞれの学校や講座には特徴があり、受講料金なども違います。
学校や講座選びについては、資料請求をしてみて、まずは講座資料のわかりやすさなどを比べて、自分にあった通信講座を選ぶのが合格への近道です!
2級建設業経理士は独学でも大丈夫?
2級建設業経理士試験の勉強方法として、独学で勉強するという方は多いです。
独学といっても、自分で参考書や過去問などをつかって、独学するケースと、ユーキャンをはじめ、資格の大原、TAC、資格の大栄など大手通信講座の教材を利用して独学するというケースがあります。
この中で、より合格の近道と言えるのが、やっぱりユーキャンなどの通信講座を利用した独学での勉強方法です。
通信講座のユーキャンなら、2級建設業経理士試験の出題傾向などに沿ったテキストになっているので、効率よく勉強することができます。
詳しい講座内容や料金などの資料は無料で取り寄せできます!
また、質問サポートや添削指導などもついているので、独学だけど、1人ではなくサポートを受けられる環境なので勉強のモチベーションも続きやすいです。
値段も1回の講習会よりも安い通信講座が多いので、自宅で勉強できて、わからないところもサポートしてもらえるので合格につながりやすいですね。
建設業経理士2級が学べる通信講座
建設業経理士の2級の資格を取得するのに、学校に通わず、自宅などで自分の都合合わせて学べる通信講座は、とっても便利です。
建設業経理士の2級は、日商簿記2級と重複する部分が多いです。
なので、日商簿記2級を取得している人は、通信講座で不足している勉強範囲を独学で学ぶ人も少なくありません。
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建設業経理士1級は独学で合格は可能?
建設業経理士2級は、独学で学んで試験を受ける人も多いということを紹介しました。
合格率が5割いくか、いかないかといった建設業経理士2級ならまだしも、合格率が2割いけば良い方の、建設業経理士1級を独学で試験に挑むというのが、相当な勉強、覚悟がいるかな?と思います。
もちろん、建設業経理士1級を独学で合格している人は、たくさんいます。
ただ、日商簿記とかの経理、会計についての予備知識があるかないかによっても違ってくると思います。
基本的に、まずは建設業経理士2級の資格を取得して、1級にチャレンジすると思うので、2級を独学でスムーズに合格できたということであれば、1級も独学で挑戦するのもいいかもしれませんね。
2級建設業経理士試験の口コミ
2級建設業経理士試験の口コミって、ツイッターなどSNSでも見ることができます。
SNSでの2級建設業経理士試験の口コミをみると、やはり難易度高めっぽいです。
ですが、日商簿記よりも簡単だったって声も多いですね。
建設業特有の用語や会計処理などで戸惑うこともあるみたいなので、講習を受けたり、通信講座を利用するほうが合格には近いのかもしれません。
過去問を無料で!
2級建設業経理士の試験勉強をするのに、過去問で試験対策する!って方も多いですよね。
ただ、そのために2級建設業経理士の過去問を本屋さんなどで買うのもなんとなくもったいない気も。
できれば、節約できるところは節約したい。。。
まぁ、建設業経理士検定を実施している一般財団法人 建設業振興基金のサイトをみると、
”過去の試験問題”
というページがあります。
そこでは、過去の試験問題が。
おそらく、約10年分くらいはあったと思いますよ。
アプリで建設業経理士の勉強ができるの?
2級建設業経理士の勉強方法を調べていると、最近よくみかけるのが
”アプリ”
の文字。
2級建設業経理士に限らず、建設業経理士の勉強ができるアプリってあるんでしょうか?
簿記系のアプリはあるみたい
いろいろ調べてみたんですが、建設業経理士の勉強に関するアプリっていうのは見つけられなかったです。
(※実際にはあるのかもしれませんが、探しきれませんでした)
ですが、簿記の勉強ができるアプリっていうのはあるみたいです。
こういうアプリでは、勘定科目の覚え方とか仕訳問題などをゼロから学べたりできるのかな?
もしそうなら、時間がなくて講習会とかに参加して勉強できないとか、移動中に勉強したい!って方にはありがたいですけどね。
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