簿記2級を独学で合格を目指すのは難しいのでしょうか?
簿記2級は。商工会議所の検定試験で正式には、”日商簿記2級”といいます。
日商簿記には、1級から3級まであって、その中で簿記2級は、企業の会計実務を踏まえた比較的高度な商業簿記レベルが求められる資格になります。
それだけに、試験の内容も難易度は高め。
日商簿記3級からスタートすると、簿記2級も独学で合格できるかも?と思う人も多いようですが、実際に受験してみると、「難しい」、「落ちた」って意見もよく見かけます。
日商簿記3級は、初歩的な資格試験になるので、独学でも十分合格することができるし、実際、そういう人は多いです。
ただ、簿記2級になると。工業簿記など簿記3級にはなかった内容も入ってくるので、過去問や市販のテキストだけでの独学では、無理ってわけじゃないけど、苦戦する人が多いようですね。
最短ルートで合格を目指すということなら、やっぱり独学よりもスクールや通信講座などでポイントを抑えた勉強法をおこなったほうが確実。
通信講座のユーキャン公式サイト簿記2級講座ページで、『簿記2級との相性診断テスト
資格との相性がチェックできますよ!
簿記2級は、ツイッターなどネットの口コミなどをみてても、
「独学で勉強したけど落ちた!独学だとやっぱり無理!」
「簿記2級は難しい!」
って声も多いです。
簿記2級は、どのくらい難しいものなのでしょう?
簿記2級の難易度を計るのに”合格率”を確認するのがわかりやすいと思います。
簿記2級の合格率ですが、実施されるときによって合格率の変動があるのですが、平均的には30%前後となっています。
ココ数年では、簿記2級の合格率が10%台ということも珍しくなくなってきています。
合格率だけみても、簿記2級がかなり難易度が高く、独学での合格はよほどの覚悟、勉強時間などが必要になることがわかりますね。
簿記2級の難易度は、合格率の低さからもかなり難しい資格試験ということがわかりますね。
ただ、だからといって諦めるわけにもいきません。
難易度が高めの簿記2級に合格するためには、どのくらいの勉強時間が必要になってくるんでしょう?
簿記2級について紹介されている本やインターネット上の情報には、簿記2級に合格するための平均勉強時間として200時間以上という数字が一般的です。
もちろん、個人差はあるので、合格した方の中には150時間程度の勉強時間という方もいらっしゃいます。
仮に1日1時間勉強時間を取れば、1年間で365時間とれるので、合格できそうですね。
ただ、これも勉強方法にもよるので、独学だとこの通りにいくとはかぎりませんよね。
簿記2級の勉強方法として、テキストや過去問などを使った独学での勉強法やTAC、大原、大栄など通学して学ぶ簿記講座を受講する方法、さらに、独学に近いですが、TACやユーキャンなど通信講座といったいくつかの方法があります。
では、簿記2級に合格するためには独学と通学、通信などの講座を受講するのは、どっちがいいのでしょうか?
簿記2級を独学、講座で学ぶ、それぞれのメリット、デメリットについて考えてみましょう。
まずは独学で学ぶメリットですが、やはりいちばんのメリットとしては費用がかからないという経済的なメリットですね。
お金が必要となるのは、テキストや過去問題集くらいなので、ほとんど費用はかかりません。
また、いつでもどこでも好きなときに、勉強することができるというのもメリットですね。
一方で、簿記2級の独学のデメリットはどういう点があるでしょう?
独学の一番のデメリットは、わからない、つまづいたときに、すぐに質問したり、アドバイスを求めたりできる環境がないということ。
また、間違った知識のまま勉強を進めるとことで、試験に落ちたときに、何がどういけなかったのか?という振り返りもできないということがあります。
では、簿記2級講座で学ぶメリットにはどんなものがあるのでしょう?
講座の場合は、やはり専門家の方に教えてもらうことができるので、わかりやすく、試験のポイントなどもあわせて教えてもらうことができます。
また、質問などもできて、わからないところ、つまづいているところをすぐに解決できるのは最大のメリットですね。
では、デメリットはどうでしょうか?
通学講座でのデメリットは、やはり学費がかかること。
資格の専門学校の学費は、各種の割引などはありますが、けっこう高いので経済的な負担にはなります。
また、授業を受ける時間も決まっているので、通学、受講など拘束される時間も大きな負担といえますね。
その点、通信講座であれば、費用も通学の学費と比べるとかなりやすいですし、勉強も自宅など好きな場所で好きなときにできるので、おすすめですね。
特にテレビCMでおなじみのユーキャンの簿記2級講座は、教育訓練給付制度の対象にもなっているので、お得に受講できますしね。
給付金制度の内容は、無料でもらえる資料でもわかりやすく紹介されていますよ!
簿記2級は、上でも紹介したように、けっこう難易度は高めの資格となっています。
なので、1回目は独学で試験に挑んで不合格だった方の中には、簿記講座のある学校に通いはじめたという人もいます。
正直、簿記2級を独学っていうのは無理なんでしょうかね?
もちろん、その人の努力とか、勉強できる時間などにもよりますが、効率よく勉強するなら、やっぱり簿記2級の試験に精通した通信講座などを受講するのがよさそうです。
簿記2級の合格に向けて、通信講座などの教材で学ぶのは、仕事をしながら簿記2級を取得する人にはおすすめ。
スクールなどで学ぶのもいいですが、費用も時間もかかります。
その点、通信講座なら教材も、これまでの試験の傾向などから合格にむけた効率のよい勉強ができるようになっています。
中でも、ユーキャンは利用者も多いですし、安心感がありますよね。
簿記2級の資格を取得するのに、上で紹介したようなユーキャンなど通信講座で勉強をするという方も多いです。
簿記2級の勉強を通信講座でした場合と専門の学校などで座学を受講するのとでは合格率に違いってあるのでしょうか?
いろんな通信講座について調べてみましたが、特に通信講座での合格率を提示してあるところはありませんでした。
なので、通信講座だから合格率が高くなる!ということは言い切れないです。
ただ、通信講座の場合は、要点を絞った勉強法で場所を限らず勉強できるので、自分のペースで学べるメリットはあります。
簿記2級をユーキャンなど通信講座を受講して勉強してみよう!という方にとっては、気になるのは通信講座の内容の良し悪しとか、サポートの充実さとかですよね。
ココでは、ユーキャンの口コミをいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。
簿記2級を取得すると、就職、就活でのメリットはあるのでしょうか?
簿記2級は、企業の経理業務がおこなえる人材として認められるので、企業側としても欲しい人材の一人です。
もちろん、どういう職種に就きたいかにも関係してきますが、経理関係の仕事、さらには営業などでも取引先の財務情報などを確認する上で必要とされることもあるので有利になるということはあります。