密教運命占術|ホロスコープを活用した東洋の占い講座

「密教運命占術」を受けてみた

「密教運命占術」という占いがあるのをご存知ですか?驚くほど当たる密教運命占術を体験してきたので、その様子をお伝えしようと思います。細かい用語や密教の用語はうろ覚えですので、自分なりの解釈でお話しすることになります。その点だけはご了承ください。

私はアラフィフのサラリーマンです。妻と会社員の娘の3人で暮らしています。色々なご縁が重なって、一回り年上の女性と結婚することになりました。それが今の妻です。妻とは恋愛結婚でした。小柄な可愛らしい女性だったのですが、お付き合いしていた頃から、何かにつけ私を束縛・干渉しようとするのが少し負担でした。

束縛・干渉する彼女

当時は携帯電話も普及していませんでしたから、社員寮の部屋の電話から、彼女に電話をして夜な夜なお話していました。そのうち、彼女の方から社員寮の部屋に電話をしてくるようになりました。私の帰宅する時間に合わせて、電話をかけてくるのです。私が電話を取るまで何度でもかけてくるので、先輩社員の迷惑になるからと、呼び出し音のボリュームを下げるほどでした。

そのうちに、朝出勤すると、お弁当を作って改札前で待っているようになりました。まだ若かった私は「昼食代が浮いてラッキー」位にしか思っていませんでしたが、そうやってだんだん絡め取られていたのですね。

そうこうしているうちに娘ができて結婚することに。結婚すると、ますます私への束縛が強くなりました。その日あったことを話さないと眠らせてくれない。出張の予定はあらかじめ伝えておかないと叱られる。突然の飲み会があると、帰って来るまでご飯を食べないで待っているなど、だんだんと「それはちょっと・・・」と思うようになりました。

あれもこれもとカバンに入れられる

娘が生まれると、妻の興味関心が娘の方に移っていったので、私は楽になりましたが、それでも毎日のように携帯電話のチェックは欠かさず行われました。誰と通話したとか、誰にメッセージを送ったとかを、私が入浴している間にチェックするのです(一度「勝手にメールをチェックするな!」と送信メールに入れておいたら、それからはおおっぴらに見なくなりましたが)。

悪いことばかりではないのです。例えば泊りがけの出張などが入ると、妻は荷物を完璧に揃えてくれます。私だったら絶対に見落として後で困るであろうものが、ちゃんと入っているのです。しかし「あれも必要」「これも必要」という感じで、次々とカバンに入れて、必要以上に荷物を増やし、カバンを重くしてしまうのです。明らかに使わないもの、例えばボックスティッシュが2箱などは、流石にカバンから出して置いて出かけました。

束縛・干渉しすぎで母子ケンカに

娘が大きくなると、今度は娘の学校の準備や、娘の行動を完璧に束縛するようになりました。娘は「そういうものだ」と思っているので私程負担には感じなかったようですが、お泊り会や修学旅行で必要以上にリュックが重くなった時は「こんなに入れないでよ!」と言って母子ケンカになっていました。

娘が中学に進学する際に、携帯電話を買い与えました。ちょうどそのころは携帯電話からスマホに移行していた頃で、娘もスマホデビューを迎えました。すると妻は私のスマホに加えて、娘のスマホもチェックするようになりました。「それはちょっとマズイよ」と私が言うと「いいから黙ってて」そんな感じで全く耳を貸さない妻。妻による監視を察知した娘が、スマホにロックをかけると「暗証番号を教えなさいよ!」「教えるわけないでしょ!」「気になるのよ!」「勝手にスマホを見ないで!」そんな感じで、いつも母子ケンカになってしまいます。

ホロスコープを活用する東洋の運命占術

SNSで私とつながっている女性が、実は「密教運命占術」を学んでいるということを知ったのは、つい最近のことでした。先着100人まで無料で診てもらえるとのことで、同じ市内なので、指定された喫茶店まで伺うことにしました(二人分のお茶代を私が負担)。

SNSで容姿は拝見しておりましたが、ツヤツヤした黒髪ロングの和風な顔立ちは実際に近くで見ると、かなりの美人です。芸能人で言えば、黒木華さんですね(以降「華さん」とします)。まずは軽いジャブで、私の事を診てもらいました。密教運命占術の難しい用語は憶えていませんが「即決即断で、即効果が出ないと続かない」「会社では部下に慕われているけれど、上長からは煙たがられる」など、ピタリと当てられたのにはびっくりしました。

私は妻の生年月日と名前を紙に書き、華さんに渡しました。華さんはホロスコープと呼ばれる図を使って、定規を当てたりしながら何やら作業を始めました。すると密教運命占術の難しい用語を私に告げました。私が???と思っていると「要は、奥様は世話焼きの星なのです」と分かりやすく解説してくれました。

妻は世話焼きの星

「世話焼き」。その言葉を聞いた私は、思わず「なるほど!」と声が出て、ポンと膝を打っていました。確かに妻は世話焼きです。時に異常とも思える「束縛」や「干渉」の数々。これまでの数々の食い違いや夫婦ケンカ、母子ケンカは、すべて世話焼きの血がそうさせていたのです。

今回は無料で診て頂けましたが、次回からは有料になるとのこと。こんなに当たるんだったら、お金を払ってでも診てもらいたいですね。そのうち「密教運命占術の人に占ってもらったんだけどさ、結構当たるんだよね」とSNSにそれとなく書いてみようと思います。それをチェックした妻が興味を持ってくれるかもしれませんね。