宗次郎オカリナ入門|オカリナ、入門書、楽譜付きの入門セット

オカリナ入門

中高年の方々を中心に「オカリナ」を学ぶ人が増えつつあります。オカリナは扱いが容易で、音色が優しく、初心者でもとっつきやすいというのがその理由でしょう。その反面、指使いや息のコントロールがなかなか難しく、思った通りの音を出せるようになるまでは練習が必要です。近くにサークルがあれば仲間と一緒に楽しんだり、発表会に備えて練習することもできますが、その環境がない場合、楽器や譜面を用意しても続かないということもありえます。

初心者の場合、まずはこの「続かない」の壁を乗り越える必要があります。壁を乗り越えるためには、指使いや息使いを分かりやすい教材で学ぶこと、そして尊敬し、信頼できる「師匠」を見つけることです。

講師は日本を代表するオカリナ奏者の「宗次郎」

ユーキャンの「宗次郎オカリナ入門」では、日本を代表するオカリナ奏者の「宗次郎」さんの演奏中の動画で、楽しく学ぶことができます。オカリナ、入門書、譜面、ポイントを押さえたDVDがセットになっているので、初心者の方でも気軽に始めることができます。

NHKスペシャル「大黄河」。中国を流れる黄河をテーマに、そこに住み、暮らす方々の生活や文化を紹介する番組です。そのテーマ曲を演奏していたのがオカリナ奏者の宗次郎さんです。黄河がテーマですから、オーケストラによる壮大な伴奏に続き、オカリナの音色が繊細かつ力強く響きました。あの番組を見て、オカリナに興味を持った方もいらっしゃると思います。

 

オカリナをマスターする第一歩

特に音楽の素養のない方は、譜面や音符を読むことも大変かもしれません。最初はDVDを観ながら、指の使い方を学んで、マネしてみることから始めましょう。音楽は「直感」や「体の使い方」が大切です。自転車や竹馬に乗れるようになるまで練習を重ねたように、まずは易しい一曲を選んで、その一曲を吹きこなせるようになるまで練習するのです。

そうなると「オカリナ脳(比喩表現です)」が活性化されて、「音」に対応する「指」が自然と形づくられるようになり、「音」に対する「息」も形づくられるようになります。そうなれば、自然と楽譜も読めるようになってきますから、他の曲にもチャレンジできるようになります。

オカリナを吹くと、頭と身体が活性化されていく

昔ロングブレスダイエットというメソッドがありましたが、息を吸うということと、吐くということはとても大切です。大きく吸って、それをコントロールしながら吹く。これが肺の機能強化につながります。さらに指先の繊細なコントロールは、右脳の活性化につながります。指先を細かく使う作業に従事する人は、脳年齢が若いと言われています。リズムに乗って体の様々な部分を動かすことで、反射神経の衰えに対してもいい影響を与えるでしょう。

一つの曲を吹きこなせるようになると、次の曲をマスターするまでの期間がだんだん短くなっていきます。それが喜びの原動力となり、次の曲、また次の曲と、楽しみながら身について行くようになるでしょう。

お子さんやお孫さんとのコラボ

お子さんやお孫さんの世代のヒット曲が吹けるようになると、お子さんやお孫さんとのコラボレーションも可能になります。あなたの伴奏に合わせてお子さんやお孫さんが歌ったり、楽器を演奏してくれたら、とても嬉しいですね。お子さんやお孫さんの一生の思い出に残ることでしょう。

「吹ける」から「聴かせる」へ

最初は演奏もぎこちないものでしょう。つっかえつっかえだったり、音を間違えたり、音が裏返ったりすることもあります。この段階では「聴かせる」には至りませんが、練習を重ねるうちにだんだん滑らかに、正しい演奏ができるようになります。そのコツは豊富な練習量と、力が抜けること。「つっかえちゃいけない」「間違えちゃいけない」と思えば思うほど力が入り、つっかえやすくなります。豊富な練習量に後押しされて、力が抜けた頃にいい演奏ができるようになるのです。