2級ボイラー技士の難易度は難しい?過去問での独学で落ちた?

2級ボイラー技士の難易度はどのくらい?

2級ボイラー技士の資格を取得するのに、勉強方法などももちろんですが、資格取得の難易度が高い?難しい?

それとも2級ボイラー技士試験のハードルは低いのか?というのは気になるところですよね。

ボイラー技士は、やっぱり施設の安全などにも関わる大事な資格なので、そうかんたんには取得できなさそうな難易度高めなイメージがありますが。

合格率からみる難易度は?

2級ボイラー技士は。ボイラーの取扱作業主任者として選任される国家資格なので、難易度はどちらかというと高め。

平均的な合格率としては、60%を下回っています

なので2級ボイラー技士の試験に落ちた!ってSNSの投稿もけっこうみかけます。

 

ちなみに、一級ボイラー技師の合格率は約60%。特級ボイラー技士は約35%となっています。

二級の資格でも難易度は高めなので、ボイラー技士1級の難易度は、当然2級以上になることは間違いありません。

 

2級ボイラー技士合格への勉強方法は独学でも大丈夫?

2級ボイラー技士の資格試験に合格するためには、どのような勉強方法をおこなえばいいのでしょう?

参考書や過去問のみの独学といった勉強方法でも合格は可能なのでしょうか?

過去問での独学はどう?

もちろん、二級ボイラー技師の試験対策の参考書や過去問題集などは、本屋さんなどでも販売されているので、それを元に独学で勉強することは可能です。

実際、二級ボイラー技士を取得している方の中には、過去問などをベースに独学で受験して合格している方も大勢いますからね。

ただ過去問、参考図書などテキストを読んだだけでは、わからない部分が出てくることもあったりします。

 

最近は、ネットなどで詳しく解説してくれているホームページ、youtubeの対策動画などもあって便利にはなっています。

ですが、ボイラーについてはじめて学ぶということであれば、よりわかりやすいテキスト、そしてわからない点、疑問な点が出たときに相談できるような通信講座などを利用した勉強法の方が、効率よく学べて合格の近道にもなります。

通信講座は、一般社団法人日本ボイラ協会でもおこなっていますし、有名なところでは通信講座のユーキャンでも二級ボイラー技士 合格指導講座がありますよ。

 

ユーキャンの詳しい講座内容は無料で資料を取り寄せできますよ!
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参考書でおすすめはどれ?

二級ボイラー技士の資格を取得された方の口コミなどをネットで見ていると、二級ボイラー技士試験の出題傾向は比較的限られる!というような意見も。

なので、過去問などをしっかり活用して勉強すれば、合格も可能!ということらしい。

 

ただ、そうはいっても間違えやすい部分とか、理屈を把握しておきたい部分などもありますよね。

そういうときは、やっぱりわかりやすく書かれた参考書があれば助かります。

そういうわかりやすい参考書でおすすめはどういうものがあるのでしょう?

 

まぁ、わかりやすさに関しては、人それぞれなのですが、amazonなどをみると、売れ筋の参考書などもチェックできるので、その中から選んでみるのもいいかもしれませんね。

2級ボイラー技士の資格とは?

2級ボイラー技士の資格とは、ビルやマンション、病院や学校など、冷暖房を使用している建物の空気調節を管理空調管理をおこなえる資格です。

ボイラー技士には、この二級ボイラー技士の資格と一級ボイラー技士、特級ボイラー技士という3段階があります。

建物のボイラーは、資格がないと扱うことができないので、全国的にニーズのある資格として人気があります。

空調設備のある場所なら、全国どこでも活躍できるので、不況時などでも活かせる資格としても注目されていますね。

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二級ボイラー技士資格取得した人が学んだ人気の通信講座

2級ボイラー技士の試験日や受験資格

2級ボイラー技士の試験に関する内容を紹介します。

2級ボイラー技士の試験日 二級ボイラー技士の試験は、毎月実施されています。 東京や関西などでは、2回実施される月もあるんです。

2級ボイラー技士の試験日は、公益財団法人安全衛生技術試験協会の二級ボイラー技士免許試験日のページで最新の情報が紹介されていますので、確認してみてください。https://www.exam.or.jp/exmn/H_nittei122.htm

試験日は、基本的に全国同一日に実施されますが、地域によっては、同じ月でも試験日がずれることがあります。

 

2級ボイラー技士の試験内容とは?

2級ボイラー技士の資格試験は、ペーパーテストのみで、試験の方式も記述試験ではなく、択一式の試験なので比較的解答しやすくはなっています。

試験は、時間が3時間で、問題数は40問。

試験の科目としては

  • ボイラーの構造に関する知識
  • ボイラーの取扱いに関する知識
  • 燃料及び燃焼に関する知識
  • 関係法令

から各10問が出題されます。

合格基準は、各科目ごとの得点が40%以上であること。
かつ、その合計点が60%以上ということいが条件になります。

受験に際しては、試験手数料として6,800円が必要となります。

 

2級ボイラー技士の受験資格

2級ボイラー技士の受験資格は、特になく誰でも受験することが可能です。

事前の実技経験や講習などはありませんが、二級ボイラー技士試験合格後に、免許の申請をする際には、所定の実務経験講習等が必要になります。

 

 

 

 

2級ボイラー技士資格の就職へのメリット

2級ボイラー技師の資格は、資格取得の難易度も比較高めです。

となると、それなりに需要がある資格?とも言えるのかもしれませんよね。

 

となれば、二級ボイラー技師資格を取得することで、就職や転職などへのメリットも考えられのでは?と思うかもしれませんね。

以前、30代で起業した社長さんの雑誌記事を読んだことがあるんですが、その社長さんは、起業する前に、2級ボイラー技士の資格を取得したそうです。

理由は、起業に失敗したときに、仕事がすぐに見つかるようにするため!と答えていました。

 

おそらく、それくらいボイラー技士のニーズがあるから、ある意味、保険の意味で資格を取得したのかもしれません。

そういう意味では、就職、転職、まさかのときに仕事を得るには、ボイラー技士は有効といえそうですね。

 

 

実技講習って難しい?

二級ボイラー技士の試験について調べていると、”実技講習”というのを見かけることがあります。

この二級ボイラー技士の実技講習というのは、簡単に言えば、ボイラーの取扱がない場合などに、経験を得る場ともなっているみたいです。

 

もちろん、実技講習を受講すれば二級ボイラー技士の資格試験に合格できるというものではありませんが、二級ボイラー技士の免許交付の一つの要件として受講・修了が位置づけられているようです。