ボディジュエリーとは、ボディ用の特殊な接着のり(グルー)を使用して七色のレインボーカラーに輝くラメカラーパウダーで、肩やデコルテ、腰、腕、足などの部位にキラキラ系のアートを施すものです。
よくシールを貼っていたり、タトゥー(刺青)をしているのと間違われることが多いのですが、シールとは違いますし、刺青と違って剥がして消すことも可能です。
ボディージュエリーは、「ボディージュエリスト」と呼ばれる絵を描く技術に長けたアーティストが筆とグルーを使って、いろんな色のパウダーを使いながらグラデーションやイラストなどのアートを仕上げていくものです。
ここで使用されるグルー(のり)は、ボディージュエリー用に特別に開発されたもので、人体には無害ですし、2~4週間くらいなら水につけてもアートを維持することができます(個人差があります)。
ボディジュエリーはタトゥーのように肌に溝をつけて色を施すものとは原理が全く異なります。
ボディジュエリーのやり方は、フリーハンドで描く方法や、転写する方法、ステンシルという方法があります。
ステンシルとはいわゆる「型紙」のようなもの。
あらかじめデザインが切り抜かれたシートを、アートを施したい部分に置いて、上からグルーを塗っていきます。最後はシートを剥がせば、型通りにデザインが肌に残るというもの。
デザインの自由度は落ちるものの、短時間で施術できる点がメリットと言えるでしょう。
転写は、あらかじめデザインの描かれたシートを、アートを施したい部分に巻きつけ、そのあとに専用の転写液や転写用鉛筆などを使ってシートの描かれていたデザインを肌に写します。
転写用のカーボンシートさえ準備すれば、自分でやることもできる方法ですが、きれいに転写できたりできなかったり、シートや施術方法によってうまくいかない場合もあります。
文字通り、型などを使わずにお肌をキャンバスに絵を描くのと同じことです。
施術者のテクニックに依存するところが大きいので、初めての場合はドキドキするかもしれませんね。
デザインの自由度が果てしないメリットがある一方で、デザインによっては時間がかかったり、施術料が高額になる傾向にあります。
お気に入りのアーティストや、サロンが見つかればフリーハンドで気合を入れてみるのもいいですよね!
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ボディジュエリーを行なうのに、資格や免許は必要ありません。
自分で自分のボディジュエリーをやってしまう人もいますし、好きが高じて自分でサロンを開いてしまう人もいるくらい、誰でもできます。
ただ、まったくのフリー(業界未経験)から始める場合や、すでにネイルサロンやエステサロンなどを開業している方が、メニューの一つとして加えるときに「技術証明」といった意味合いで資格というのは役に立ちます。
「ボディジュエリーインストラクター」や「ボディジュエリー認定講師」などという名称で、「SBG協会」や「一般社団法人日本ボディジュエリー協会」などが講座を持っていますので、調べてみると良いかもしれません。