クリスタルストーンデコ講座|認定講師コース

子どもの頃から手先が器用でした

私は子供の頃から手先が器用で、細かい作業がとても得意でした。例えば家庭科で裁縫を習いますが、私は小さい頃から祖母につきっきりで教えてもらっていましたので、ぞうきんから手提げバッグ、フェルトの縫い付けは普通にできる子でした。それどころか小4で既に刺繍がある程度できるようになっていたので、裁縫の課題が終わると、空いた時間にぞうきんに名前やタンポポの模様を刺繍して遊んでいました。

先生にないしょでブレスレット作り

小学校でブレスレット作りが一時流行しました。穴が空いたきれいな玉に細いゴム紐を通して、ちょうど手首の太さになるように調整します。薄いピンクの透明なパーツや、色のついていない細かいパーツを組み合わせて上手に作るので、お友達から「私のも作って」とよく頼まれました。残念ながら学校から禁止されてしまいましたが、隠れてこっそりとおしゃれするのが楽しくて、長く続いたように記憶しています。

シードビーズによる作品作り

中学生になると、シードビーズと呼ばれる、細かいビーズを組み合わせたちょっとした作品を作るようになりました。当時流行ったセーラームーンのキャラをドット絵調にするなど、ブレスレットだけではなく、ペンダントのような立体感のある作品も作れるので、夢中になって何個も何個も作り、家中が私の作品だらけになったこともあります。

細かい作業が何時間でもできる性格

このような細かい作業は、それこそ寝食を忘れて何時間でも続けることができました。そのうち電池が切れたように、机に突っ伏して眠ってしまうのです。母に「ごはんよ!」と揺り起こされて、ビーズが顔にめり込んだまま食卓に行き、兄に笑われたこともありました。

クリスタルストーンデコに出会った

そんな私が出会ったのが「クリスタルデコ」でした。透明感があり、多面体にカットされた小粒のクリスタル。その一つ一つが光を反射し、キラキラと光ります。そのクリスタルを組み合わせて、携帯電話や名刺入れなど、通常は平らな表面にそれらをデコレーションしていくのです。

キラキラ輝くものが大好きだったということもあり、私はクリスタルデコにたちまちのめり込んで行きました。私が普段使っているほとんどすべてのもの、携帯電話、スイカのケース、システム手帳、消臭剤のビン、MP3プレイヤーなど、一通りデコレーションしては楽しんでいました。

姪っ子に教え始めた

時々家に遊びに来る小学生の姪っ子が、私のデコレーションを見て「すごーい」ととても素直な反応をしてくれました。姪っ子は私の事を「マイちゃん」と呼びます。姪っ子は「マイちゃん、これ私にも教えて」と言ってくれました。「うんいいよ」私はそう言って、姪っ子にデコレーションを教えるようになりました。

毎週日曜日に姪っ子相手にデコレーションを教えるうちに、いつのまにか姪っ子の友達、友達の友達、またその友達という感じで、小学生の女の子が集まるようになりました。その子達のお母様が「ウチの子がいつもお世話になってるようで・・・」とお礼を言いに来てくれました。そのお母様は私の作品を一目見るなり「・・・すごい・・・もはやプロですね。」と言うのを聞いて、恥ずかしいやら照れくさいやらで、何とも返事にこまっていました。

作品をメルカリで売ってみた

「もしかしてこれ、売れるかな?」私は当時始まったばかりの「メルカリ」にクリスタルデコの作品を恐る恐る出品してみました。お値段も送料込みで1000円ちょいに設定してみたところ、あっという間に買い手がついて、とても驚きました。「お買い上げありがとうございます」とメッセージを添えて作品を送ったところ、「また買います」と大変喜んでもらいました。

クリスタルストーンデコの講師を目指して

私は少しずつ、値段を調節しながら出品しましたが、多少金額を上げても変わらず売れ続けました。「もはやプロですね」その言葉が頭に残っていた私は、ちゃんと勉強して、資格を取って、プロとして作品を作ったり、プロとして生徒を集めて教えてみたくなりました。

私は早速、クリスタルストーンデコの資料を取り寄せ、通信講座を受講することにしました。メルカリの貯まっていたポイントを換金して、認定講師コースを申し込むことにしました。細かい作業に何時間でも集中できる。そんな私の性格が、こんな所で役に立つなんて、思いもしませんでした。

クリスタルストーンデコの
認定講師が目指せる講座