アラフィフで座学が苦手な僕にも取れる国家資格ってある?

万博の年に生まれたファミコン世代

僕は万博の年に生まれました。といっても、つくば博じゃなくて、大阪万博だけどね。だからアラフィフ(笑)。同級生は万博にちなんで、名前に「博」がついている人、結構います。右上の点をつける習慣がついているので、「専」という字の右上にも点をつけたくなる(笑)

ファミコンが流行ったのは、中学生の頃だったかな。ゲームセンターに行かないと遊べなかったゲームが、家のテレビで遊べるなんて、とても興奮したよね。敵に負けるとリセット。バグったらカセット外して接点にフッ。懐かしい(笑)

友達にはMSXを持っているのがいて、ゲームの合間にプログラムを作って遊んでた。苦労して作ったデータはカセットテープにセーブ。ピーザリザリーという感じの音で保管してた。僕はNECのPC88で、パーツを買ってきてゲームセンターみたいなレバーとボタンがある操作盤を作って遊んでた。

高校を出て街の電気屋さんに就職

そんな僕が高校を卒業して就職したのが、街の電気屋さん。当時コンピュータ専門のお店があって、そこで店員をやってた。新しいパソコンに触り放題だから、天国だったよね。お客さんもコアな人が多くて、店員顔負けの知識で逆に教えてもらったりして。

そんな街の電気屋さんだったけれど、時代の波に乗り遅れて少しずつ、少しずつ規模が小さくなっていった。同僚も一人減り、二人減り、送別会が続いた。ついに僕も家電部門に配属されて、好きなパソコンから離れることになった。
僕は幸いトークができたし、パソコンのお客さんが家電のお客さんにもなってくれたから、リストラの対象にはならなかった。気持ちの切り替えも早かったというのもある。

そこでしばらくは家電の販売をしていたんだけど、関東の大型量販店がついにこの街にも進出することになって、いよいよウチの会社もヤバいことになってきた。家電には保証期間があるから、売った側の責任として最後の保障期間が終わるまでは最低限の規模で事業を継続して、それが終わったら法人を解散することになった。

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40代半ばにしてリストラ

それが5年前。つまり僕は、40代半ばにしてリストラに遭い、無職になってしまったのです。それからは、お客さんのご紹介で運送業の事務作業をしたり、配達の仕事をしたりと、職を転々としていたんだけど、最後は小さなパソコンショップの社長が僕を拾ってくれた。

僕は社長に感謝して、頑張って働いた。パソコンの事は誰よりも詳しかったから、車で色んな所に出張しては修理したり、取り出せなくなったデータを取り出したりと、それなりにショップには貢献できたと思う。

でも世の中はパソコンからスマホの時代になっていた。パソコンそのものの需要は減る一方、主力はスマホになっていた。大学生がスマホは操作できるけど、パソコンの操作ができないと採用担当者が嘆く、なんていう笑えない時代になっていた。

アラフィフにして再びリストラ

パソコン修理の仕事が徐々に減り始めた。それと共に給料の遅配が始まった。何となく予想はしていたけれど、令和に入ったある日、僕はパソコンショップからもリストラされてしまった。大阪万博から50年。アラフィフになった僕は再び無職になってしまったのだ。

「どうして僕はこうツイてないんだろう・・・」そう嘆いても事態は好転しないので、僕は職探しのためにハローワークに通った。実際に何社か面談を受けてはみたけれど、アラフィフの求人はもともと少ない上、待遇の面で結構シビアな案件ばかりで、なかなか希望の仕事には就けなかった。

手に職がないと・・・

そんなある日、街で偶然高校の同級生と出会って立ち話をした。色んな話をしたけれど、同級生の一言が妙に僕の心に引っかかった。それが「手に職がないと、雇い主の都合に振り回されるよね」だった。

手に職。考えたこともなかった。そういえば資格と言えるものは運転免許位しか持っていない。役に立つ国家資格があれば、就職には断然有利だし、雇い主の都合で振り回されることもなくなるだろう。そう考えた僕はハローワークで案内されたポリテクセンター(職業訓練所)に行くことになった。

職業訓練を受ける・・・ムリorz…

僕はポリテクセンターで「電気設備技術科」の案内を手に、担当者の話を聞くことになった。でもすぐに「僕には無理だな」と思った。電気工事士と、電気通信関連の知識を教えてくれるけれど、座学と実技を受けなきゃならない。それは当たり前のことだけど、出席がかなり厳しく取られるので、数回休んだらもう放校されてしまう。全部出席したとしても、国家試験の免除等の優遇はなくて、他の受験生と一緒に普通に受験しなければならない。

座ってそんな話を聞いている間にも、いつの間にか僕は貧乏揺すりをしてしまっていた。僕はいつの間にか、じっと座って授業を受けるということすらできなくなっていた。

通信教育を受けることにした

雇い主の都合で振り回されたくない。だから役に立つ国家資格が欲しい。でもじっと座って講義を受けることができない。色々悩んだ末、僕が選んだのは通信教育でした。

通信教育にも色々あるけれど、僕にはもう後がないから、求人が多くて待遇もいい資格狙いで行きます。そうなると、やっぱ電気工事か、管工事施工管理技士かなぁ。

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