水彩画の塗り方|空・海・木から花・建物・人物まで!背景や風景画も
水彩画は最近テレビ番組でもよく上手な描き方について放送されています。
大人の趣味として水彩画の人気が高まってきていますね。
水彩画は淡い色調に優しい趣があります。
絵葉書にして友人に送ってもよし、額縁に入れてインテリアとして飾ってもよし。
水彩画を描いたあとは作品を色々な用途に使うことができる楽しみもあります。
水彩画をこれから始めたい方のために、役立ちそうな情報を集めてみました。
水彩画の描き方や塗り方のコツ、道具など参考にしてください。
独学でも工夫すれば水彩画の描き方や塗り方は習得できます!
水彩画の塗り方は空から
水彩画の塗り方を習得するには空はら始めるのがオススメです。
空の色といえば空色ですが、元となる青色にはさまざまな種類があり、どれを選ぶかで仕上がりが全く異なってきます。
また一色ではなく複数の色を混ぜるので、混ぜる色も考えていかなければなりません。
水彩画の塗り方でポイントとなってくるのが水の量。
どれくらいの量の水を含ませるかが水彩画の空の表現を大きく左右します。
そして使う筆や紙の種類も重要です。
水彩画の塗り方を学ぶのにまずは空から!というのには、シンブルだけど、だからこそ水彩画の塗り方の基本が凝縮されているからなんです。
水彩画の描き方や塗り方のコツ
絵の具に水をたっぷり混ぜる
水彩画の描き方や塗り方の一番のコツは水を混ぜる量です。
水彩画独特のぼかしや瑞々しさ、優しいタッチは水の量が大きく関係しています。
絵の具にたっぷりの量の水が混ざっているからこその表現なんですよね。
絵の具は柔らかい状態でも、固まった状態でもどちらでもOKです。
えっ?チューブから出してすぐの柔らかい方がいいんじゃないの?
と思う人が多いのではないでしょうか。
放置して固まった状態でも良いとというのはもしかすると意外かもしれません。
が、むしろ固まっている方が色の濃さを調整するのに都合が良いくらいなんです。
絵の具は固まってもOK
絵の具の全ての色をパレットの小さい仕切りの部分に一色ずつ入れておきます。
絵を描くたびにすべての色を使いきることはまずありませんよね?
なので残った絵具は洗い流してしまわずにそのまま次まで残しておきます!
子供の頃、学校では毎回パレットをきれいに洗った記憶があるので、ちょっと驚きです。
水彩画の色を楽しむ
次に筆を水につけて絵具に水を多めに混ぜます。
絵の具を伸ばすというよりは、色水をつくるという感じ。
そして紙の上にたっぷりの水で溶かした絵具をの乗せていきます。
ぼかしや自然にできた色の濃淡を楽しみましょう。
それが水彩画のコツをつかむポイントです。
水が多すぎたな、描き直したいな、という時も大丈夫です!
多めに水を乗せて色を浮かせ、ティッシュペーパーで押さえればOK。
まずは全ての色についてこのように単色で楽しみましょう。
次に色を混ぜれば色の変化を楽しむこともできます。
初めはこのように遊びの気分で水彩絵の具に慣れ、色をのせる感覚をつかみましょう。
水彩画のイラストは静物や花から風景や人物へ
水彩画を初めて本格的に描くならまずは簡単な静物イラストから始めるのが良いですよね。例えばリンゴや洋ナシなど輪郭がとりやすい果物はおすすめです。
使う色の数も比較的少ないので描きやすいのもその理由。でも色の濃淡で光のあたり具合を表現したり、ハイライトの入れ方で立体感がまるでちがってきたりと、シンプルなイラストの中にも水彩画の奥深さが表れるのが静物画です。
その次はぜひ花に挑戦してください。花びらを表現するのに水彩画のタッチはとても適していて、水をたっぷりつけてぼかすことで透明感のある花びらを描くことができます。色の濃淡でグラデーションをつけるのに慣れてきたら、花びらの重なりも上手く描くことができるようになります
このように水彩画の入門としてまずは静物・花のイラストに慣れてから、風景や人物にすすんでいくとよいでしょう。
水彩画の道具は何が必要?
水彩画の道具で必要なものは、水彩絵の具、パレット、筆、水彩用の紙、筆洗い、タオル、ティッシュペーパー、鉛筆、練り消しゴムなどが基本です。
水彩画の基本をマスターして、もっと上級の水彩画を学びたいという段階に入った人は別として、初めから高級な道具は全く必要ないです!100円ショップに売られているものでも十分です。筆洗い用の水入れなどは家にある空き容器で良いですし、牛乳パックでもOK。
ただし、子どもの頃に学校で使っていた筆が何十年ぶりに出てきても筆先がボサボサになっていたら、安い物でよいので新しい筆を用意してくださいね。
水彩画を独学で学ぶなら通信講座がおすすめ
水彩画は大人になってからでも気軽に始められる趣味の一つです。本やテキストを見ながら独学で学ぶことも可能ですが、もし個別に分かりやすく教えてほしい場合は通信講座がおすすめです。
家の近くに大人向けの教室があったり、決まった日時に教室まで出かけたりすることができる人はよいのですが、水彩画を教えてもらえる場所がない、自分の好きな時間に自分のペースで学びたい、という人は個別指導してもらえる通信教育を探してみましょう。
例えばユーキャンでは「大人クラス」の中に水彩画講座があります。大人向けの講座なのでテキストも読みやすい大判サイズになっていたり、個別の添削指導も手取り足取りの配慮がされているので安心して受講することができます。
もちろん水彩画の道具一式も受講料に含まれているので自分では何も準備する必要がなくとってもラクです。
いつかやりたいと思っていた水彩画を今からぜひ始めてみてはいかがでしょうか。
資格…では無いけど、水彩画や色鉛筆ならスキルアップを狙えそう。資料だけなら取り寄せようかな。(ユーキャン)
— 紅朱雀@筋トレ (@crimson_xyz001) January 19, 2018
水彩画とか久々にやってみたい
ユーキャンの通信講座何かやってみよ— chi (@chika_mrc) August 29, 2015
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