web制作の始め方|独立、フリーランス、副業など働き方も選び放題の業界事情
「私はパソコン打ちませんのでわかりません」なんて、どこかの役職付きの政治家が言い放って批判を浴びた・・・なんてこともありましたが、現代社会を背負って立つ世代にとって「パソコンのことわかりません」「スマホはわかりません」はこれからの時代において致命傷ともなり得ます。
今からでも決して遅くはない、web(ウェブ)制作のことを学んで“人並み”のウェブスキルをマスターしましょう!
web制作の初心者なんですけど…
web制作に興味があるけど、自分に向いているのかわからないという場合は以下の設問に「YES」「NO」のどちらかで答えてみてください。
- パソコンを持っている
- 人に自慢できるスキルを身につけたい
- どちらかというと、デスクワークが好きだ
- 流行が気になる方だ
すべてが「YES」なら間違いなく向いているといえるでしょう!
勉強を始めるにも、まずは「自分に自信を持つ」ことが大事ですからね。
web制作の種類
ウェブ制作と一言に言っても、やることはさまざまです。
まずは普段インターネットで目にする「ウェブサイト」を作ることもそうですし、ウェブサイトの見た目のデザインを考えるのもそうですし、画面には見えない部分でプログラムを組む「プログラミング」という仕事も、これらすべてが「ウェブ制作」なんです。
ちなみにウェブサイトを作るうえで必要となるのが「HTML」や「CSS」と言われる知識。
ウェブデザインでは、Illustrator(イラストレーター)というソフトを使うスキルが必要だったりします。
プログラミングは、主に「PHP言語」と言われるプログラム言語を学ぶ必要があります。
web制作会社といえば
日本でも指折りのweb制作会社として知名度が高い企業がいくつかあります。
チームラボ株式会社
「チームラボ展」などのイベントを開催していることでも知っている方は多いかもしれませんが、この会社には単なるプログラマーやデザイナーだけでなく、数学者や建築家、アニメーター、絵師などさまざまなジャンルの人材をスタッフとして抱え、総合的にweb開発を提供していることが特徴の会社です。
先進的で、常に新しい取り組みをしているweb制作会社として有名なのは間違いないでしょう。
チームラボのほかにも「株式会社LIG(リグ)」や「株式会社カヤック」「株式会社イー・バード」「株式会社ペイジ」などの企業は、全国区で見てもけっこう有名です。
主に関東を拠点にしている会社ばかりですが、例えば「イー・バード」はBtoB広告大賞金賞を受賞したことでも知られていたり、この業界の中では規模も大きく、先進的な取り組みをしている企業であることは間違いないでしょう。
web制作に英語のスキルは必須なのか?
web制作をイメージした時に、画面の中はアルファベットばかりなので英語のスキルがないといけないのでは?と心配になっていませんか?
カフェでノートパソコンを開いて仕事しているプログラマーの画面が見えちゃったりすると、画面の中は英語だらけ、テレビドラマや映画などで登場するプログラマーと言えば、まるでマトリックスのように画面の中が英語だらけになっている。
確かにweb制作の現場と英語(アルファベット)は切っても切れない関係にありますね。ただ、プログラマーが使用しているのは「プログラム言語」というweb制作用に開発された独自の言語を使用しているだけなので、英会話の文章を入力しているのとは訳が違うのです。
ただ、「right」「left」「center」などの中学校レベルの英語もわからないようだと、仕事がまったくできないとまでは言いませんが、苦戦を強いられる可能性はあるかもしれません。
でも、これには解決策があって、別に「right」=「右」と理解しなくても、『何かを右のほうにやりたいときは「right」という文字を使う』と認識してしまえば、もはや英語力なんか関係なくなってしまいます。
はじめからできないことなんてないというわけです。
物事考え方次第ってことですよね。
web制作会社はブラック企業なの?
「ブラック企業」という言葉が世の中を駆け巡り、「働き方改革」という対策を国が打ち出している昨今ですが、業界的にウェブ制作業界が大変そうだなと思っている人はどれくらいいるのでしょうか?
web制作の現場は、クライアントの意向やディレクターからの指示、同時進行で作業を行なうデザイナーやコーダーなど複数の人員とチーム体制で作業を行なうことが多く、状況も刻々と変化するため、次から次へとやらなければいけない仕事が舞い込んでくるという感じです。
ずっとパソコン画面と向き合っていいるわけなので、ストレスも溜まるし、体調も変化しがちな職業であることは間違いないでしょう。
ただ、業界全体がそうかと言えば、やはり考え方を変えている制作会社も表れているようで、ツイッターにはこんなツイートも見られるようになってます。
いろんなWeb制作会社と関わっていて感じるのが、ブラックな労働環境から技術者を大切にする会社へどんどん人が流れていっているのを肌で感じます🙋♀️
ひどい環境しか知らない人に天国みたいな職場があることをもっと知って欲しいな🙏
— masaca@Webデザイナー/講師 (@masaca_dApps) 2018年10月2日
https://platform.twitter.com/widgets.js
現代は明らかに24時間365日稼働するネット偏重社会へと移行していますので、web制作のニーズは高まりますが、それに対応するためには人材の確保が急務であり、少子高齢化が進む現代において労働環境が簡単に改善するとは考えにくいかもしれません。
就職するなら、自分の目で会社を見極める力を養う必要がありますし、web制作で起業をするのなら、自分で労働環境を構築していくしかありませんね。
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