ネイリストになるには?ネイリストになったら?

ネイリストって私でもなれるんです

「私でも」って言われても、私が何者かはわからないですよね。私は特別ネイルに詳しかったわけでもなく、昔からネイルに関する何かをやっていたわけでもなく、いわゆるどこにでもいる「OL」でした。そんなどこにでもいるOLでもネイリストになれるんです。

ネイリストは国家資格ではない

日々、サロンで施術をしていると、いかにも“こちら側”に興味を持たれているだろうなぁ~と感じるお客様から

「どうやってネイリストの免許を取ったのですか?」とか

「ネイリストになるにはどうすればいいのですか?」

といった感じの質問を受けることがあります。

極論を言うと、ネイリストの勉強なんかしなくても、個人レベルでネイルサロンを開業することはできると思います。開業したお店(サロン)にお客様がやってきてくれて、気に入ってもらえて、リピートしてくれるという評価が得られれば「資格がないからダメ~」とは誰も言わないでしょう。また「営業許可」みたいなものを取る必要もないので、実は無資格でもネイリストを騙ることはできるし、ネイリストとして収入を得ることだってできるのです。

ではなぜネイリストの資格を取るのか?

これは日本人だけではないと思うのですが、どういうわけか「資格」という言葉に安心感を抱きがちですよね。

どこの馬の骨かもわからない人だけど、ネイリストの資格を持っているから安心して爪をお願いできる、みたいな。これって不思議だと思いませんか?

例え資格がなくても「資格を持っている」と言い張ってしまえば、目の前のお客さんは安心してくれる。でも、この場合、仕上がりを見て疑問に思われるリスクもありますよね。無資格だけど大丈夫!と謳うにはそれなりの技量やセンスを持ち合わせていることが前提条件となるわけです。

では逆に、センスはあって実際に上手なんだけど、正直に「無資格なんですけど・・・」と言ってしまったら、不思議と下手くそに思えてくるし、施術後の感想もあまり良くないものになる傾向って実際あるんですよね。

そういうことを考えると、やっぱり建前であっても「資格」という看板は必要になってくるわけです。スタッフ抱えて営業するようなサロンは、資格の有無を採用時に気にするのもそのためです。

なかには無資格でもOKという求人を見ますが、採用後に必ず資格を取得することが条件となっていて、無資格のまま施術していいよというサロンはめったにないでしょう。

結局ネイリストは・・・

というわけで、これらのことを踏まえると、結局のところネイリストとして働くことを考えるのなら、第一ステップとして資格を取得することは考えた方がいい!ということでしょう。

世の中そんなに都合よくいきませんので、資格なんてなくてもできるのになぁ~と頭や心の中では思いつつも、しっかり勉強して資格を取得して、後ろめたい気持ち無しで現場に臨んだ方が、精神衛生的にも健全ではないかと思います。

でもそんな、無資格でもできそうな資格だからこそ、わざわざ学校に通わなくても、自宅で学習して資格取得が可能なんです!

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