アロマセルライトトリートメント（全身）認定講師｜美ボディのお手伝い

2019年7月9日

セルライトとは

「セルライト」という言葉を聞いて何を想像しますか？

ゴリゴリの脂肪の塊？それともコラーゲンのようなゼリー状のもの？それとももっとゴツゴツした岩のような物体？

セルライトは英語で表記すると「Cellulite」と書き、皮下脂肪の仲間と位置付けられています。なかでも、体表に現れる皮膚の凸凹の変化で主に腹部・臀部・大腿部に不均一かつブロック状に存在する組織のことを「セルライト」と言います。
そもそもなぜセルライトができるのか？ということですが、このセルライトは、皮下脂肪が溜まった結果、肥大した脂肪細胞から分化している線維芽細胞が皮膚の方に引っぱられた状態でによって起こっているという見解が一般的なようで、けっして「病気」でもなければ、「異常」でもないと医学的には判断されるそうです。つまり、あくまでも皮下脂肪であり、セルライトそのものは健康な組織であるという判断をするそうです。女性に多く見られるというのも、もともと皮下脂肪が多いためだからと結論付けられており、決して病気や異常ではないということなのです。

セルライトのできやすい人、そうでない人

そもそも、セルライトってどうしてできるのでしょうか？

セルライトは皮下脂肪なので、適度に運動をしたり、カロリー摂取に気をつけていればできないような気もします。つまり、ダイエットをすればセルライトなんてできないと思いませんか？

では肥満体型（太っている人）にはできやすく、痩せている人にはセルライトはできないのか？というと、そうとも言えません。痩せている人でもセルライトが確認できる人もいます。

セルライトができやすい人の特徴

太っているとか、痩せているということではなく、生活習慣によってセルライトのできやすさには差があるようです。

例えば、

からだが冷えている
ジャンクフードばかり食べている
運動しない
濃い味付けが大好き
デスクワークが中心で座りっぱなし
お酒を飲んですぐ寝る事が多い
ハイヒールを１日中履いている

といったことに心当たりのある人は気をつけた方が良いかもしれませんね。

身体のむくみが起きるように、セルライトも体のいたるところにできてしまいます。セルライトが付きやすくて悩んでいるという方は、単に体重を減らすとか、ダイエットをするということの前に、生活習慣や体質改善という根本を見直す必要があるかもしれません。

セルライトの消し方、潰し方

セルライトというと、すりこ木のような棒を使って、ゴリゴリとローラーして、「痛い痛い！」とのたうち回る･･･という情景をイメージする方も少なくないのではないでしょうか。

セルライトは、脂肪が変形して固まってしまっているため通常の皮下脂肪に対する対処法では解消できないと言われていて、マッサージから美容整形手術にわたる特別な治療や、専用の食品を用いる食事療法が必要であるという考えもあります。ただその一方で、セルライトは普通の皮下脂肪と変わりないので、運動とカロリー制限を組み合わせることによる通常のダイエットで皮下脂肪が減少すると、その凸凹の脂肪も減少し目立たなくなるという考えもあります。

ちなみに「コラーゲン」の摂取によりセルライトが減少するなんていう文献もあるのだとか。

テレビでもたまに取り上げられるように、エステやマッサージなどに行くとセルライト解消を目的とした施術もあるようです。ただし、テレビの影響からか、「セルライト除去＝痛い」というイメージが先行しすぎて、適切な方法をまともに知らずにやっているところもあり、トラブルになるケースも。

何の知識も持たずに、ただやみくもに棒を使ってゴリゴリやるのは、かえって悪化させる原因にもなるので、無知な方はむやみに自分でやらないようにしましょう。