はじめてのプログラミング講座|小学校から論理的思考力や問題解決力を身に着ける

プログラミング教育とは

パソコンやスマホだけではなく、洗濯機や炊飯器のような家電にもコンピューターが組み込まれています。コンピューターを動かすのはプログラム。コンピューターはプログラムの1行1行を確実に、高速で実行することでスマホや家電を動かしているのです。プログラミングを通してコンピューターの動作原理を知り、実際に動かしてみることでプログラムを理解する。これからの子供たちに対して、このような「プログラミング教育」が今後行われていきます。つまりプログラミングの知識は今後必須のものとなるということです。

来るべき時代に備えて、親としてはどうすれば良いでしょうか?先生になって手取り足取りプログラミングを教えるのも不可能ではないと思いますが、環境やご両親に素養がないとなかなか難しいでしょう。ですがプログラミングを学ぶ環境を整え、少し背中を押してあげることで、子供たちは自発的に学びを始めます。ではその「環境」はどうすれば整えられるのでしょうか?

プログラミングの面白さを小学生に教えるには

例えば、お掃除ロボットがあったとします。ルンバのような自動で床掃除を行ってくれるロボットです。お掃除ロボットは「ゴミを集める」「前に進む」「方向を変える」という機能は最低限必要でしょう。ゴミを集めるのは繊維状の紙を床にくっつける形にして、前に進むためにはモーターと車輪が必要で、方向を変えるためには障害物や段差を検知するセンサーが必要です。そしてそれらを動作させるための電源ですね。

次にプログラムを考えてみます。プログラムは基本的に、順次、分岐、繰り返しの3つで構成されます。手順に従って動作を行い、条件判断で分岐し、一通りの動作を終えたら再び頭に戻って繰り返す。お掃除ロボットに対してして欲しいことを、「何をどうする、この場合はこうする、最後まで終えたらまた頭に戻る」という手順を書いて、渡してあげるのです。これが「プログラミング」です。

ところがここで、子供たちは一つの問題にぶつかります。プログラムを動かしてみると、お掃除ロボットは前に進み始めますが、壁や段差にぶつかっても止まったり、方向を変えようとはしないのです。その結果、お掃除ロボットは階段から落ちてしまったり、壁にぶつかったまま前に進もうとして横転してしまうのです。

プログラムは狙った通りには動かずに、作った通りに動きます。意図した動作と違った動作をすることを「バグ」と言いますが、これは人間側のミスなのです。そこで子供たちは考え始めます。自分に何が足りなかったのか。どうすれば狙った通りに動作させることができるのか。これがまさにプログラミング教育の狙いなのです。

プログラムが思った通りに動かない。だからプログラムのルールを知り、そのルールに合わせて、必要な勉強を行い、自分に足りない部分を補い始めるのです。少し直しては動作を確認し、少し直しては動作を確認する。これを繰り返すことで少しずつ狙った通りの動作に近づいて行き、狙った通りの動作に近づくにつれてプログラムのルールを憶え、プログラミングが身について行きます。これが小学校のうちから論理的思考力や問題解決力を養うことになるのです。

ユーキャンの教材ならプログラミングを学ぶ環境が全て整う

ユーキャンの「はじめてのプログラミング講座」では、お子さんが楽しく、効率よくプログラミングが学べるように、プログラミングを学ぶ環境一式を揃えることができます。先ほど述べた「おそうじロボット」だけではなく「自動ドア」「ねらいうちゲーム」「ピカピカLEDマシン」「お母さん検知マシン」など、子供たちが興味を持って楽しく学べる題材がそろっています。

それぞれ学べるポイントが異なりますので、5つの課題をクリアするころにはプログラミングの素養が身につき、将来どのような課題が出されても、プログラミングの能力を活用して問題解決を行うことができるでしょう。